あいまい検索でも検索上位に表示されると、HPが最強のネット営業マンに進化する。【141】

私はリアル営業もしていますが、営業活動の中心をHPとブログのネット営業に置いています。
割合として、ネット営業が7割、リアル営業が3割という感じでしょうか。
今回は営業の中心であるHPとブログについてのお話。

HPは新規顧客につながらない?

よく聞く話に、HPを作ったけどHP経由で新規クライアントは増えないよ。。。というものがあります。
本当にそうでしょうか?

そういう人のHPは作ったら作りっぱなしで、最終更新が数年前。。なんてことがよくあります。
HPは情報を提供するものですから、更新頻度が低かったり、最終更新が数年前だったりすると、
GoogleやYahooの検索エンジンが、新鮮な情報を扱った優良なサイトではないと判断し検索順位を引き下げてしまいます。

その結果、他のHPに埋もれてしまい(検索結果での表示ページがずっと後になる)、HPまでたどり着く人はほとんどいなくなるでしょう。
少し古いですが、2013年の調査では、検索結果の1ページ目のみ見る人の割合は20代、30代の男性が約80%に対し、
20代、30代の女性は約60%となっているそうです。
つまり1ページに表示されないと、ほとんどの人にHPを見てもらえず選択肢に入ることすらできないんです。((+_+))

ただし、かなり具体的なキーワード、例えばこの私のHPであれば、「山形 税理士 」などで検索すれば検索上位に表示されます。
ここが重要な点です。
先ほどキーワードの中で「」というキーワードを入力できる方は、過去に名刺交換をしたとか、知り合いだったりなど、
すでにリアルで1度以上会ったことがある人ではないでしょうか?
HP経由で問い合わせが来たとしても、その人はすでに過去にリアルで面識のある人でしょう。
そのため検索順位が低いHP経由で、今まで会ったことがない新規顧客が問い合わせてくる可能性は極めて低くなります。(ほぼゼロでしょう。)
結果、残念ながら会ったことのない新規顧客の獲得にはつながりません。

ただし過去に会ったことがある人(「」というキーワードを入力できる方)だとしてもHPは一定の効果があります。
それは情報量の多いデジタル名刺もしくは会社案内パンフレットとしての効果です。
しかし、それでは会ったことのない新規顧客の獲得にはつながりませんよね。。。

あいまい検索で検索上位を狙う!

リアルで会ったことのない新規顧客をHP経由で獲得したい!と考えるなら、
検索エンジン上、「山形市 税理士」などのあいまい検索で、いかに検索結果上位に食い込めるかにかかっています。

「林」という税理士が山形市にいるということを知らない人も、
「山形市 税理士」というキーワードを入力することは可能でしょう。
山形市の税理士を探していれば、普通このキーワードで検索すると思います。
そして、このキーワードの検索結果で上位に入れば、
検索した人の選択肢に、林税理士が入ることができるのです。

そのため検索結果を引き上げるSEO対策を行う必要があります。
方法はいろいろあり、お金を払って引き上げる方法もあれば、
私のように毎日ブログを更新して情報更新頻度を上げ、検索エンジンに評価してもらう方法もあります。(結構しんどいので万人にはおすすめしません。)

ネット営業(HPとブログ)のメリット

私が営業の中心をネット営業とする理由です。
あらためて整理するとメリットだらけでは? !(^^)!

不眠不休の営業マン

HPとブログには「山形市 税理士」というあいまい検索で上位に入れば、リアルで林と面識のない人にも、自分のことを知ってもらえるというメリットがあります。
私は税理士業は税理士本人が商品だと考えているので、プロフィールなどは商品説明にあたりますね。
どんなサービスを提供できるかを提示するサービスメニューの機能もあります。

また文句ひとつ言わず安価なコスト(レンタルサーバー&ドメイン料金で年間10,000円くらい)で24時間プル型営業してくれる最強の営業マンです。
さらに、時間(深夜でも)・場所(海外からも)を問わず、同時に、複数のクライアント候補の方に営業してくれます。
聖徳太子より、すごい。。。

リアル営業の限界を克服

リアル営業は、移動場所・移動時間の制約や交流会への参加費の経済的負担に限界があります。

また暗黙の了解でガツガツ営業をする雰囲気でない時間・場所もあります。
そのような場所で誤って営業をしてしまうと、空気の読めない人として鬱陶しがられてしまいます。
これは避けたい。。

ネット営業はプル型営業なのでクライアント候補の方が自発的に検索しているため、
押し売り営業にはなりえません。そこが私は気に入っています。

ミスマッチを未然に防止

私はネット環境必須のクラウド会計ソフト(マネーフォワード)を推奨ソフトとしています。
またクライアントとのコミュニケーションをEメールやSkypeで取りたいと考えています。
そのため私の求めるクライアント像として、ある程度ネットリテラシーがあり、Eメールを使いこなせる人を想定しています。

そのようなクライアント像に近い人だけからのお問い合わせをいただきたいので、
ネットのお問い合わせフォーム経由からのクライント候補と面談することにしています。
この時点ですでにネットとEメールが使えるというフィルターをかけています。

結果、問い合わせは少なくなりますが、それでいいと考えています。

フィルターをかけることで、私とクライアント候補のミスマッチを未然に防ぎ、
お互い無駄な時間や連絡を省くことができるからです。

まとめ

・あいまい検索で上位に入れば、HPは最強の営業マンになる
・最強の営業マンHPはリアル営業の限界を克服
・HPから理想とするクライアント候補からのみコンタクトを受けられる

おまけ

【編集後記】

MFクラウドの個人ver.のバリューパックを申し込むため問い合わせ。
バリューパックには①会計以外にも、②経費精算、③給与計算、④請求書作成、⑤マイナンバー収集
という全部で5つのアプリが使用可能です。
まるで上場企業のERPパッケージのスモール版。
めんどうなバックオフィス業務をどこまで効率化・省力化できるのか研究するのがとても楽しみですね。
余談ですが商工会でもMFクラウド会計を会員に勧める流れになってきているそうです。

【ムスコログ】

幼稚園のお休みがずっと続いて、体力が有りあまっているようです。
父のマクラをサンドバック代わりにしてパンチを連打しています。(-_-;)