運転席に座りたいなら独立開業。ただし漏れなくリスクがついてくる。【277】

運転席

税理士を目指す人は、もともと独立志向が強い傾向があります。

税理士業は専門知識を武器に、少人数かつ小資本で独立開業できるという特徴があるからです。

運転席に座る

独立志向がある人は、最終的には自分の裁量で仕事をしたい人だと思います。

そのためには、自分で独立して、ビジネスをコントロールできる運転席に座る必要があります。

運転席に座れば、どんな仕事をとるか、どのよう仕事を進めるか等を、自分でコントロールできるようになります。

自由裁量と責任

ただし、独立するということは、そのビジネスについて、すべての責任をもつということです。

従業員を雇い、ビジネスを行う場合には、その従業員のミスや誤りにも、ビジネスオーナーが責任を持つことになります。

ビジネスオーナーは自由裁量を得る代わりに、責任を負担することになります。

税務リスクの存在

税理士業をするにあたり、避けて通れないのが税務リスクです。

税理士の判断ミスや事務処理の誤りにより、クライアントに経済的損害を与えた場合、そのクライアントから訴訟を受ける場合もあります。

そうならないように、税理士は専門家として、日々、勉強して間違いを起こさないように努力します。

しかし、税理士も人間なので、ミスの発生をゼロ%にはできません。

そのためこの税務リスクと上手く付き合っていく必要があると考えています。

おまけ

【編集後記】

私を含めて会計士3人で、近所の居酒屋に行きました。
偶然、そのお店に知り合いの会計士が1人いて、40席のうち4人が会計士という珍しい状況になりました。!(^^)!

【ムスコログ】

幼稚園で開催される造形教室の日でした。
そこで粘土遊びがあったのでしょう。
家に帰るとカラフルな粘土をずっとこねていました。