値付けの難しさ。値引き交渉には、定型的サービスの報酬を明記する。【371】

独立開業すると、自分の提供するサービスに値段をつけなければなりません。

これが意外とむずかしいんです。。

会計事務所勤務のとき

会計事務所に勤めているときは、その仕事にかかった時間を伝えて、ボスに値段を決めてもらえばそれでOKでした。

目の前のお客さまに「高い」と言われても、私が決めた値段ではありませんし、値引きの権限などありませんから、どうしようもありません。
反対に「安い」と言われたことは、ただの1度もありませんでした。(笑)
それくらい会計事務所の報酬は、一般の人には高いのかもしれません。

独立開業すると

独立すると、自分のサービスの値段を自分で決めて、それをお客さまに買っていただく必要があります。

私は、お客さまの件数をたくさん獲得するために、安売りするつもりはありません。
それをしてしまうと、忙しくて時間もなく、人を雇いお金も残らない状態に陥ってしまうからです。

そのため、自分のサービスの値付けが重要になってきます。

相場に比べて、高すぎては買っていただけないし、安すぎては自分が食べていけなくなる。。
このようなジレンマにとれわれてしまいます。

相場に左右されないくらい自分にブランド力があれば理想的ですが、開業したばかりの私にそんなブランド力はまだありません。
そのため、どうしても相場を意識せざるを得ません。

定型サービスには定型報酬額を明記

値段の交渉も、好きではありません。

そのため、定型サービスには定型報酬額を明記してHPに掲載しています。

こうすることで、値段交渉をする機会を極力減らすことにしています。

値引きをお願いされたら、HPに記載して、他のお客さまにはその金額でお支払いただいておりますので値引きできませんとハッキリお断りします。
こうすることで、値引きを言ったもん勝ちという状況が起こらないようにしています。

ちなみに、私の定型報酬額は、近隣の会計事務所より少し割高に設定しています。
その理由は、当事務所は100%代表である私がすべてのお客さまを担当するからです。
他の一般的に事務所のように、人を雇って、その人にお客さまを任せるということを考えていないからです。

以上です。また明日!

おまけ

【本日の成長】
セミナーレジュメの初校を訂正。セミナー運営の知識が増えた。

【編集後記】
せっかくの休みですが、タスクを処理にあてました。
連絡の来ない日のタスク処理は集中できます。

【ムスコログ】
敬老の日というわけではないんですが、たまたま今日は1日中、妻方の祖父母と外出していました。
熱心に見ているアニメのカードゲーム(デュエルマスターズ)を買ってもらい、大喜びの息子でした!

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