将来のことを考えるのは必要ですが、不必要に不安にかられるのはナンセンス(意味のないこと)だと考えています。
将来の不安にかられるよりも、今できることに集中したほうが有意義ではないでしょか?
フリーランスの将来は見通しづらい
サラリーマンにくらべてフリーランスは不確定要素が多いため、フリーランスの将来は見通しづらいです。
サラリーマンであれば、どのタイミングで昇進して、何歳でリタイアするのか決まっていて、退職金の額もだいたい決まっている。
退職後の年金受給額も決まっている。
したがって人生のシュミレーションしやすいため、将来に不安を感じる人は少ないかもしれません。
ちなみに私がサラリーマンのときは、将来に何の不安もありませんでした。(若かったとはいえ、それはそれで問題ですね。。会社に依存しすぎです。。)
税理士としてフリーランスになると、将来どころが、ほんの数年先も見通しが効かなくなります。
まるで霧に包まれてしまったように。
今年ある収入が、同じように来年も得られる保証がどこにもないんです。
幸い税理士業には税務顧問サービスという安定収入のタネがありますが、その税務顧問はお客様と契約続行の合意があってこそ、安定収入となります。
そのため、お客様に税務顧問サービスを継続しないと告げられれば、それでおしまいなんです。
したがって、サラリーマンの雇用契約とは異なりあっさり切られる可能性があります。(日本で従業員を解雇するには法律で厳しい要件が求められています。)
将来の不安にかられている暇はない
いかに将来の見通しが悪くても、フリーランスには将来の不安にかられている暇はありません。
そもそも自分で選んでフリーランスや個人事業主となり、開業しているんですから、そんなことに不安になるべきではないとも考えています。
その不安を耐えることができなければ、開業なんてしていないでしょう。
幸い、私はすでに将来見通しが悪いなかでも、なんとか試験で結果を残し、会計士・税理士になったという自負があります。
国家試験に挑むことは見通しが悪いことです。
何年も勉強して、たくさんのお金をかけて、合格するかどうかは不確実。
確実に将来の見通しの悪いルートでしょう。
フリーランスになるということは、将来の見通しの悪い状況に、また身をおくだけだと軽く考えるようにしています。
そうしないと、収入が不安定な分、余計に将来の不安にかられてしまうからです。
目の前のことに全力で集中する
将来のことに目を向けることは、素晴らしいことですが、深刻に考えすぎて不安にかられないように気をつけています。
将来をすこしでも良い方向にもっていくため、とにかく目の前の仕事に全力で集中することが大切だと思っています。
その仕事の成果が、お客様に評価されれば、将来を好ましい方向へと変えていくと信じているからです。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
第一法規の税務検索ツールをトライアル利用
【編集後記】
午後から仕事に集中。妻の協力もあって、かなり捗りました!
【ムスコログ】
数日続いている咳症状を診てもらうため、午前中から休日診療所に行きました。
咳止め薬をもらって帰りながら、休日診療所って、とてもありがたいなと感じましたね。
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