【43】投資のリスク分散について

証券投資の基本に分散投資という考え方がある。わかりやすいところで「ひとつのカゴに卵を盛るな」という言葉がある。あらためて説明不要だと思うが、ひとつのカゴに卵をすべて盛るとそのカゴを落とした時に卵がすべて割れてしまうので、複数のカゴに卵を分けて盛りなさいというリスク分散を促す言葉である。

分散投資の種類として①資産の分散、②地域の分散、③時間の分散がある。

①資産の分散とは、預貯金・株式・債券・投資信託といった特徴の異なる複数の資産に投資を分散させることである。

②地域の分散とは、日本企業の株式だけでなく、外国の株式や外貨建て金融商品といった複数の地域や通貨を組み合わせて投資を分散させることである。

③時間の分散とは、投資資金を一度のタイミングですべて投資するのではなく、時期をずらして複数回に分けて投資を分散させることである。

①と②の分散投資ができている投資家の方は多くいるが、③の時間の分散までできている投資家は稀である。③まで行うとリスクヘッジがかなり効くのでおすすめです。

 

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