毎月1日のタスクとして、前月末のキャッシュ(現金預金)残高を確定し、試算表を作成する月次決算を行っています。
月次決算といっても大げさなものではなく、日々経理している内容を総括する程度のものです。
月次決算を月末にする理由
月次決算日とは、月次会計期間の最終日のことです。
月次決算日を月末にする理由については以下のとおりです。
一般的に、月末にまとまった売上代金回収の入金や仕入代金支払いの出金が行われます。
そのため、月末を含めて月次決算を行わないと、1か月間の業績が把握しづらくなってしまいます。
また、個人事業であれば決算日は必ず12月31日、会社だとしても通常、月末を決算日としているでしょうから、
それに合わせて月次決算の決算日を月末するのがシンプルだと思います。
毎月1日に把握する理由
前月の業績は、1日でも早く把握することが重要です。
なぜなら前月の業績を把握したうえで、当月のアクションを変えていくことができるからです。
たとえば前月末に売掛金残高が異常に増加している場合、当月はそれを積極的に回収する必要があります。
(そうしなければ資金繰りが苦しくなります。)
売上が足りないなら、営業活動を積極的にやっていく必要があるでしょう。(まあ、すぐに売上につながることは稀ですが。。)
しかし前月の業績を当月1日に把握するには、日々経理しておく必要があります。
損益よりもキャッシュ残高を重視
月次決算の試算表から読み取れる業績情報(損益といいます)も重要ですが、
私はキャッシュ(現金預金)残高がとても重要だと考えています。
いうまでもなく、キャッシュは人間でいうところの血液にあたります。
キャッシュは経済活動をするためには必須の資源です。
そのため、そのキャッシュ残高については常に気にかけておく必要があります。
業績ばかりに気をとられて、資金繰りがショートしてしまうと、
いわゆる黒字倒産の憂き目にあう可能性があります。
そうならないためにも、シンプルなもので十分なので資金繰り表を作成して、
資金ショートを防ぐことをオススメいたします。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
亀田製菓の柿の種(チーズ味)をはじめて経験。
個人的には唐辛子の辛味がなくてさみしい。。
【編集後記】
毎月1日に前月の実績が分かるとスッキリして、
すっきりした気持ちで新しい月を迎えられますよ。!(^^)!
【ムスコログ】
微熱との報告を受けて早めに園に迎えにいきました。
本人は元気なようで安心しました。
はやり目の治癒直後に、カゼをひくと大変ですからね。
【サービスメニュー】
・林伸幸の特徴&プロフィール
・税務・財務顧問
・経理・税務トレーニング
・個別コンサルティング