勘定科目に迷ったら→勘定科目選定基準を書いてみた【21】

ある経費について、どの勘定科目を割当てれば良いか迷ったことはないでしょうか?

ある経費に対して、複数の勘定科目を割当てても、しっくりくる場合があります。

例えば、車両のタイヤ交換費用です。
この経費は修繕費勘定、車両関連費勘定、消耗品費勘定などを割り当てることが考えらます。
どのような判断基準で割り当てるべきでしょうか?

勘定科目選定基準について優先順位をつけて私の考えを以下に書きます。

第1に複数の企業からなる企業グループ(連結グループなど)を形成している会社の場合、
その企業グループの経理規程に詳細な記述があればそれに従う。(企業グループ全体で会計処理統一するため)

第2に過年度の会計処理と同じ勘定科目を使う。(前期比較などの期間比較可能性を高めるため)

第3にその経費の性質に着目して勘定科目を割り当てる。
上記のタイヤ交換費用であれば、修繕に着目すれば修繕費勘定、
車両に関係する費用に着目すれば車両関連費勘定といったように。

どの勘定科目を使うか迷ったときには上記の判断基準で検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

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