「あなただからこの仕事をお願いしたい!」が目標【58】

「公認会計士」になろうとする人は、
①公認会計士試験に合格する
②監査法人等に勤務し監査実務を2年間経験する
③実務補習所という実務家養成機関で3年間かけて単位を取得する
④修了考査というペーパー試験に合格する
という①~④の要件をクリアし、公認会計士協会に登録する必要があります。

①の公認会計士試験に合格したが、②~④をクリアしていない人を、「公認会計士試験合格者」と呼び、
監査実務の見習いとして、監査現場に監査チームの一員として送り込まれます。

私はプロフィールにも記載しているとおり、会計士試験合格後に運よく大手の監査法人に入所することができ、
監査専門家の端くれとして、監査現場に監査アシスタントとして派遣されました。

監査法人で勤務しているとき、クライアントの対応は大手監査法人の公認会計士
(もしくは公認会計士試験合格者)なら誰でもよく、
「あなただからお願いしたい!」といった気持ちがさらさらないことが雰囲気として感じられました。
当然、クライアントからすれば、大手監査法人のネームバリューを重視して監査契約を締結しているわけで、
監査担当者の個性をいちいち考慮して「あなただから・・・」なんて言ってられないよという言い分も理解できます。

しかし、これは私の価値観ですが、「あなただからこの仕事をお願いしたい!」
といわれるの専門家冥利に尽きると思います。
これからは「あなただからこの仕事をお願いしたい!」
といわれるような会計士・税理士を目標にしていきたいと思います。

 

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