これから生き残っていく税理士像。私の目標とする将来像【83】

参加した営業セミナーでいただいた私へのお褒めの言葉(うれしかったです!(^^)!)
ただし相手に渡せるカードは褒め言葉しかありませんが。。。必然ホメ殺しになります。(笑)

 

 

現在、税理士が全国で77,000人と増加し飽和状態になっています。
税理士の増加で報酬の低価格化がすすんだり、
AI(人工知能)に仕事を奪われるとささやかれたり、
明るいニュースが少ない税理士業界です。

そんな中でも、クライアントに選ばれ、
生き残っていく税理士について、
税理士業界に身をおく者として私なりに考えて、
そうなるように心掛けます。

基本コンセプト

まず以下の基本コンセプトを決めました。

  • 他の税理士がやらないことを積極的にやる
  • AIにできないことをやる
  • やることを絞る
  • ITを駆使して、ルーチンな作業は極力省力化する
  • 新しい知識や技能は常にフォローアップする
  • すべてのクライアントを税理士本人が対応する

基本コンセプトの理由

価格競争に巻き込まれないためには、
他の税理士やAIでもできる、
もしくはすでにやっている業務を中心に据えることはできません。

また私は小規模で税理士業を行うつもりなので、
何でもかんでも業務を受けることができません。
そのため、業務としてやることを絞る必要があります。

ルーチン業務はITが得意とする業務なので、
人間が行うより正確に早くこなせます。
この性質を利用しない手はないです。
初期に少し時間をかければ、そのあと圧倒的に作業時間を削減できます。

現在の会計業務・税務はITやインターネットと切り離すことができません。
税法の知識はもちろんのこと、ITやインターネットの知識・技能が不足していると、
クライアントの要望に十分にこたえることができません。
またこのような知識・技能に関する技術革新のスピードは目を見張るものがあります。
そのため常に情報収集のアンテナをはり、フォローアップの努力が必要になります。

価格競争に巻き込まれない高品質なサービスを提供ためには、
税理士本人がクライアント対応することが必要です。

具体的アクション

記帳代行に依存しすぎない

記帳代行を前提とした反永久的な税理士顧問契約に依存しすぎない。
現在はAIによる自動仕訳機能を搭載したクラウド会計ソフトやパッケージソフトがあり、
クライアント自身で経理することのハードルが以前に比べかなり低くなっています。
そのため、この業務の報酬単価はさがる一方でしょう。

長期契約に依存しすぎない

長期の税理士顧問契約に依存しすぎない。
経理・税務トレーニングサービス(中期契約)、
スポットコンサルティングサービス、セミナー、
執筆などの単発の業務も積極的に行います。

 

 

【編集後記】

事業用資金を金融機関から借り入れることになりました。
説明資料を準備して、来週中に融資の申し込みに行きます。
初めて事業用資金を借り入れるので、
その経験をクライアントの資金調達に生かします!
ブログにも書く予定です。

【ムスコログ】

私と妻と妻側の祖父・祖母と久しぶりの外食で、
いつもより食欲旺盛でした。
お子様メニューについてくるおもちゃでご満悦でした。