入学試験シーズンもほぼ終わりましたね。
合格された方は努力が実り、充実感に満たされていると思います。
おめでとうございます!
4月からの新生活に期待が膨らんでいることでしょう。
しかし、一方で残念な結果となり来年も受験される方、新しい来年度の受験生もいます。
今回は、そんな方に向けて合格体験記の重要性についてお話します。
合格体験記は試験の攻略本
合格体験記は、合格者がどういった勉強をして合格したのかを詳細かつ具体的に残した記録です。
簡単にいうと、ドラクエやFFなどRPGの攻略本みたいなものです。
この攻略本は合格レベルの答案を書くという試験の目標を達成するにあたり、GPS(もしくはコンパス)のような役割を果たしてくれます。
合格体験記にはいろんなパターンの合格への軌跡が紹介されているのためとても役に立ちます。
一発合格やスランプ脱出の体験記もあります。
合格するという成功事例として、とても役に立つ情報を教えてくれる合格体験記ですが、それに載っている勉強方法などをそのまま真似してもあまり効果は期待できません。
受験生ごとに、自分に適した形にカスタマイズする必要があります。
初めはどういった勉強法が自分に適しているかピンポイントで分からないので、いろいろ試して試行錯誤するといいでしょう。
ただ1つだけアドバイスすると、受験生はみんな朝型にするべきだと思います。
夜の方か勉強がはかどるという人もいると思います。
しかし朝型(朝から夕方を勉強時間のメインとする型)をオススメします。
なぜなら本試験は日中行われます。
そのため、頭の回る時間帯と試験が行われる時間帯を重ねる必要があります。
夜型が受験には不向きなのは間違いないでしょう。
合格体験記は試験勉強の早い時期に読む
体験記は役立つ情報の宝庫ですが、それを読み込むタイミングも重要です。
必ず試験勉強の初期に読み込んでください。
初期に読み込むことで、合格体験記の軌跡をなぞることができ、合格までのシュミレーションをすることができます。
これができていると、できていないでは、その後の勉強方針の立て方や学習計画に大きな差が出てきます。
これにより、合格するための試験勉強の道筋がクリアになり、地に足が着いた試験勉強することができるようになります。
合格体験記には、どの時期に、どのくらいの学力が必要かのペース確認に利用することもできます。
合格体験記と並ぶ予備校の情報
予備校とその講師は、何百人、何千人という受験生の膨大なデータを毎年収集しています。
そのため、サンプルデータを膨大に記録管理しています。
具体的には、前年度の合格者が、どの時期に、どんなレベルの模試で、何点だったかを逐一、収集・分析しています。
そのため、模試の判定結果やベテラン講師の感覚的な合否判断は精度が高いです。
これが情報戦という本質をもつ受験において、最高のGPS(もしくはコンパス)となり、合格の可能性を高めてくれます。
この情報を得られることが、授業料の高い予備校を利用する最大のメリットだと考えます。
おまけ
【編集後記】
昨日の疲労を癒しつつ、夕方まで雑務やルーチンワークを処理。
【ムスコログ】
最近、外出から戻ってからの手洗い&うがいをとても嫌がります。
ギャーギャー言って嫌がります。
近所迷惑になってないか心配です。(-_-;)