お金の知識は学校では教えてくれない。自分で学ぶしかない。【240】

しょも

上山市月岡公園のジャングルジムにて

日本の義務教育ではお金に関する知識をほぼ教えません。
なんでこんなに教えないの?ってくらい教えません。(笑)
古文や漢文、どこで使うかよく分からない難解な数学の公式よりも、教えるべきなのはお金の知識なんじゃないでしょうか?
お金の知識は、学校を卒業し社会に出ればすぐにでも必要になる知識のはずですが。。。

そこで、今回はお金に関する知識を勉強することの大切さについてのお話。

お金の知識を教えない日本の変な教育

日本の義務教育(小学校+中学校)と高校をあわせて学生時代が12年間あります。
その中で、お金にまつわる教育を受けた時間はどれだけあったでしょうか?

私が思い出せるのは社会科の公民の中でちらっと勉強したかな(財務省関連)という程度です。
今は税理士会などが主催する租税教室というものがありますが極短時間です。

私は、幸い(?)、商業高校だったので、高校時代にお金に関する知識を学ぶことができました。
普通科に行っていれば、お金に関する学習はずっと遅れていたでしょう。

社会人になればお金の知識は必須

学校を卒業し、晴れて社会人になり、どこかの会社に勤めたとします。
初めての給料支給日に、ワクワクしながら給与明細を見てみると、総額と手取りに大きな隔たりが。。。
なんだこれ?と思って、じっくり眺めてみると、健康保険料、厚生年金保険料や源泉所得税というものがマイナスされている。
これらが、どんな意味をもっているか、どういう計算式で計算されたのかについてさえ、学校の教育だけでは分からないでしょう。

健康保険料や厚生年金保険料を会社と従業員が折半しているなんてことも知らないでしょう。
源泉徴収という制度により、従業員が負担すべき所得税の前払いが給与天引きされていることも知らないでしょう。
12月下旬に年末調整還付金という、よく分からないお年玉みたいな小遣いもらえてラッキーと思っているでしょう。しかし、これは年中に所得税を多く納めていたものの返金なので、本来は年中に多く納めさせすぎだ!と怒るところです。喜ぶところじゃありません。

このように、社会人になれば、すぐにでも必要になるお金の知識を学校では教えてくれません。
こんなに大事な知識を学校で教えない現状は正直理解に苦しみます。

お金のリテラシーを高めよう

学校が教えてくれないと嘆いていてもしょうがないので、自分でお金について学ぶようにするべきです。
お金についてのリテラシーを高めましょう!

まず、学ぶべきカテゴリーとしては、給与明細にも登場する税金(所得税と住民税)と社会保険(健康保険と厚生年金保険)がいいでしょう。

それらについて学習し、知識を知らないだけで大きな経済的損失を受ける可能性があることに気づけば、あとは自発的に学んでいくでしょう。
給与明細に関する項目だけでなく、地方自治体から支給される補助金、生命保険や損害保険、投資などにも学習対象を広げていくと思います。

お金に関する知識・情報は知っているかいないかで大きく損をする可能性があります。
そのため自発的に学習し、お金に関するリテラシーを高めることをオススメします。

以上、また明日!

おまけ

【編集後記】

「本気!WEBライティング講座」の卒業制作の企画設計と文章構成に取り掛かりました。
長文の大作になりそうです。

【ムスコログ】

幼稚園から帰ってきて、自分のバニラアイスを食べた後、私がジャイアントコーンを食べようとする姿を見て、それまで食べたいと言いはじめました。
急遽、私は息子の前で食べることをやめ、寝静まってから夜に1人で食べました。(-_-;)