税務で使われる専門用語、日本語のようですが一般の人には分かりにくいのではないでしょうか?
そこで、今回は「生計を一にする」という専門用語について解説をしてみました。
「生計を一にする」を端的いうと
「生計を一にする」。
これは「せいけいを いつにする」と読みます。
「生計を一にする」を端的に言うと、「同じサイフ(収入源)で生活している状況」をいいます。
より具体的にいうなら、生計を維持している人のお金で生活をしている状況をいいます。
そのため、通常であれば、その生計維持者と衣食住をともにしている場合がほとんどでしょう。
例えば、父がサラリーマン、母が専業主婦、幼稚園児の子が1人の家庭では、生計維持者は父となり、父と母と子は「生計を一にしている」ということになります。
同居していなくても「生計を一にする」に該当
しかし「生計を一にする」ということは、「同じサイフで生活している状況」をいうため、必ずしも同じ家屋に同居することを必要とするわけではありません。
同じ家屋に同居していなくても以下の場合は「生計を一にする」といえます。
勤務、就学、療養などを理由として同居していない親族がいる人は、
・同居していない親族が、その親族の休暇のときに同居している
・同居していない親族に、生活費、学費、療養費を送金している
などの事実があれば、その親族は「生計を一にしている」と判定します。
同居していない親族に、生活費、学費、療養費を送金しているなんて、まさに同じサイフで生活しているということを具体化した内容ですよね。
なお親族が同じ家屋に同居しているときは、明らかに独立した生活をしている場合以外は、その親族は生計を一にしているものとされます。
まとめ
・「生計を一にする」=「同じサイフ(収入源)で生活する」
・「生計を一にする」は、同居が必須要件ではない
・親族が同じ家屋に同居=ほとんどの場合「生計を一にしている」ものとされる
おまけ
【今日の成長】
扶養控除についてブラッシュアップ
【編集後記】
年末調整セミナーのレジュメ作成のヤマ場です。
ひたすらwordとにらめっこしています。
【ムスコログ】
昨日に引き続き、ムシキングをプレイしました。
あと1週間で稼働停止ということをうけて、ムシキングファンがたくさんゲーム機の前に並んでいました。
息子もそのうちの1人です。
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