何気なく受けていたセミナー。自分でレジュメを作ってみて初めてその大変さを知る。【353】

セミナー

会計、税務、法律、経営、マーケティングなど、今までいろいろなセミナーを受けてきました。
しかし、いつも受ける側にいたので、セミナーを開催する側の大変さに思いをはせたことはありませんでした。。。
自分がセミナー講師を担当するにあたり、ログを取ってみたので、それを公開します。

レジュメ作成ログを公開

今回のセミナー概要は以下のとおり。
・表題:平成30年分の年末調整のための基礎セミナー
・講演時間:2時間30分
・レジュメ:講師がすべて執筆
・執筆期間:7月から8月までの約2か月間
・レジュメのボリューム:WordでA4サイズで20枚程度

年末調整は、税務についてから毎年やってる業務だし、レジュメの作成時間もそんなにかからないだろうと高をくくっていました。(今思うと甘く考えてました・・)

自分が知っている年末調整の知識やノウハウを、年末調整の初心者の方にも分かりやすくレジュメにするのは、思っていた以上に難しいことでしたね。

レジュメ作成の実績ログは次のとおりです。
・執筆開始:8月3日から8月30日
・累積執筆時間(調べる時間も含む、チェック時間を含まず):38.5時間
・レジュメサイズ:WordのA4サイズで22ページ(練習問題を含まず)
・文字数:14,635字(練習問題を含まず)

執筆期間はほぼ8月まるまるで、今年の夏はこのレジュメ作成に費やしましたね。
あと、夏の暑い時期にその年の年末調整を意識したのは初めてでいい経験です。(笑)

レジュメのチェックポイントとチェック方法

このセミナーはWordで作成したレジュメをもとに講義を進めていく形式です。

そのため肝心のレジュメに誤字・脱字が多いと、そのセミナーの質に疑いをもたれる可能性があります。
そのため文章の誤字脱字をチェックし、さらに金額など数字は特に気を付けてチェックします。

また1回はすべてを音読して、自分の耳で、文章がリズム良く流れるかを確認するようにしています。

事前に模擬セミナーで通して練習してみる

もう1つ、未公開のセミナーは、どの部分の説明にどれくらいの時間がかかるのかを正確に知ることができません。
これではタイムテーブルを作ったところで、それどおりに進行する可能性が低いでしょう。
ベテラン講師の方であれば、感覚的にわかるのかもしれませんが、セミナー講師初心者の私が分かるはずもありません。

正確なタイムテーブルの作成ため、初めてのセミナーをする場合には事前に模擬セミナーを通しでやることにしています。
セクションごとにどれくらいの時間がかかったのかをメモしながら。
そこに第三者がいてくれれば緊張感もあり、さらにしっかりした総練習になるでしょう。

また事前に総練習をしておけば、自信にもつながり、不安要素が減るため本番で緊張する可能性も低くなるでしょう。
緊張する主な理由は、不安な要素がある中で一定のパフォーマンスを結果として残さなければならないからだと思います。
(会計士試験を思い出しながら書いています。)

セミナーに慣れないうちは、未公開のセミナーは本番前に総練習することをオススメします。

以上です。また明日!

おまけ

【本日の成長】
Wordの機能を学習。ヘッダー操作、インデント操作、表&図の挿入など。

【編集後記】
セミナーのレジュメがほぼ完成しました。
テキスト部分だけで(練習問題は別に設けて)20ページになり、文字数も14,000文字となりました。
現在は、音読や誤字脱字チェック中。

【ムスコログ】
今日も朝からぬり絵を頑張りました。最近の流行はシンカリオンとウルトラマン。

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