会計士や税理士は、学者ではなく実務家ですが、勉強できなくなったら廃業したほうが良いかもしれません。
勉強するのが仕事の一部
一般の方は、会計士や税理士の仕事は会計監査や税務申告だと思われているでしょう。
確かに、それは間違いではありません。
クライアントやお客様の目に触れる仕事はそれらです。
しかし、実はクライアントやお客様に見えないところで、膨大な時間を勉強時間に充てています。
それは学者ほどではないにしろ、一般の方の勉強時間を、大幅に上回ります。
なぜそんなに勉強するのかというと、そうしなければ、会計基準や税法の早い変化に対応できないからです。
勉強して得た知識で価値を提供する
専門家にとって、専門知識やノウハウは価値を提供する源泉です。
そのため、最新の知識やノウハウを、セミナーをうけたり、動画を視聴したり、実務書を読んだりと、様々な方法で情報収集を行います。
そのため、専門家にとって勉強するということは、小売店にとっての仕入活動に相当するものです。
勉強していた知識で、クライアントやお客様に価値提供を行い、その対価として報酬をいただきます。
勉強しなければ価値は低下していく
会計士に成り立て、税理士に成り立ての時点では、知識は最新のモノをもっているでしょう。
そうでなければ、試験に合格できませんから。。。
しかし、昔取った杵柄で、そのまま勉強しなかったらどうなるでしょうか?
合格時の知識はどんどん古くなっていきます。
その結果、古い知識しか持たない専門家の提供できる価値はどんどん陳腐化(低下)していくでしょう。
そうならないために、高い価値を提供し続けるために、勉強による自己研鑽は欠かせないんです。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
消費税のインボイス制度を学習
【編集後記】
午後の4時間を税理士会の消費税研修に参加しました。
これから消費税はますます複雑になりますね(-_-;)
実務家泣かせです。。
【ムスコログ】
預り保育なしで2時には帰ってきました。
いつもより長い時間を家で過ごせてうれしかったみたいです。
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