商工会様から10月開催の日商簿記検定講座の講師をお引き受けしており、20年ぶりに簿記のもっとも基礎的な知識を勉強しました。
ちなみに20年前は、商業高校1年生の16歳。。そんな時代もあったなーと感慨深いですね、今は昔。(笑)
試験に合格するために必要なこと
さて、本題。
人生の過程にはいろんな試験が関門として立ちはだかっています。
試験なんて通らなくてもいい。大事なのは人間性だという考え方もあります。
しかし試験の結果によって選別され、その後の人生の選択肢が広がったり、反対に狭まったりすることは疑う余地のない事実です。
例えば、英語圏の海外駐在を希望している人が2人いた場合、TOEICの試験結果が良いほうが選ばれやすくなる等。
試験勉強の方法を知っておくと、その関門がクリアしやすくなります。
その関門(試験)の攻略法を書いてみます。
試験に合格するにはどうすればよいでしょうか?
とてもシンプルです。
試験会場で、試験時間内に、答案用紙に合格点にとどくまで正解を書けばいいんです。
これを満たせば、受験者が合格したくなくても、合格させられてしまいます。(受験している以上は、みんな合格したいでしょうが)
試験合格可能性は以下の式で表せます。
試験合格の可能性 = 勉強方法 × 努力量 + 出題運
勉強方法は、カーナビのようなものです。合格という最終目的地点へ効率的に導いてくれる大切なものです。
努力量は、燃料のガソリンのようなものです。合格という最終目的地点へ進むための力(推進力)です。
どちらが欠けても、効率的に試験合格することはできません。
最後に出題運というものが作用します。これは受験生はコントロールできません。加点ボーナスくらいに考えてください。簡単にいうと出題のヤマが当たることです。
理解だけでは足りない、暗記も必要と割り切る
ここからは試験合格に重要な要素である勉強方法について。
試験勉強は、暗記ではなく、理解こそが大切だ!という意見があります。
そのため、理解することを中心に勉強しなくてはならない!といわれることがあります。
本当にそうでしょうか?
私は暗記と理解はどちらも大切で、暗記と理解をバランスよく訓練する必要があると考えています。
暗記と理解は表裏一体であるとも考えています。
そもそも本当に理解したのであれば、その過程で自然と暗記してしまうでしょう。
どちらが欠けても効率的な試験勉強にはなりえないでしょう。
例えば、借方(かりかた)と貸方(かしかた)という用語。
なぜ左側が借方で、右側が貸方なのか?なんて理解のしようがありません。
そういう名前をつけたんだと、単に暗記する必要があります。
反対に単純な暗記だけでは太刀打ちできず、理解が必要な総合計算問題もあります。
要するに、暗記と理解を一体として試験勉強する必要があります。
正解を答案用紙に書けるようになるまでが試験勉強です
繰り返しになりますが、試験合格するために必要なことは、試験会場で、試験時間内に、合格点に達するまで答案用紙に正解を書くことです。
常に、それを意識して試験勉強をしましょう。
この勉強方法を続けて、試験会場で正解を書くことができるのか? と。
私も学生時代に経験した失敗談ですが、試験勉強をしているつもりが、試験勉強のツールづくりになっていたことがありました。
例えば、英語の単語帳。
小さな長方形の紙にリングをとおして、表に英単語、裏に和訳。
皆さんも1度は作ったり、携帯したことがあるんじゃないでしょうか?
どんなに素晴らしい英単語帳をつくっても、試験会場で見ることはできません。(カンニング不正になります)
その内容が頭に入っていなければ試験勉強したことにならないんです。
当たり前のことなんですが、やってる本人は真剣で、あれは達成感あるので勉強した気になるんですよね。
でも頭に入っていないので、試験本番では当然のように良い結果がでません。。。
ツールづくりに大事な努力量(ガソリン)を奪われすぎないように気をつけなければなりません。
ぜひお気をつけください。
くどいですが、正しい試験勉強の方法は、試験会場で、試験時間内に、合格点に達するまで答案用紙に正解を書けるようになる方法 です!
ぜひ効率的な勉強法の参考にしていただければ。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
まったく簿記知識がない人へのレクチャーの仕方を学習
【編集後記】
講義するつもりで簿記初級のテキストを熟読すると、意外と時間かかることに気づく。
【ムスコログ】
夜寝る前に歯磨きをして、トイレにいってから寝ることが、習慣化してきました。
おかげでおねしょもなくなっています。!(^^)!
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