電話に出るのが苦手な若者が増えているそうです。
だからというわけではないんですが、
メールによるコンサルティング(税務相談など)を、
新たにメニューに追加しようと考えています。
今回はそんなお話し。
目次
税務相談は対面で!という常識を疑ってみる
先日、直接クライアントとお会いする税務相談のお仕事をいただきました。
大変ありがたいことです。
(税務相談は税務面の問題解決なので広い意味でコンサルティングに含まれると考え、以下「コンサル」と表記します。)
コンサルは、事前に相談内容の概略をヒアリングしていれば、ある程度固まった答えをもって、
相談場所にうかがうことができます。
しかし、相談内容がよく分からない場合には、
できる限りコンサル現場で回答を出すために(これは私の個人的なポリシーですが)、
ネットにつながったPCをはじめ専門書をたくさん持って行かなければなりません。
私の頭の中に、会社員時代に蓄積されたコンサルは対面でなければ!という固定観念がありました。
フリーランスとなった今では、それって必要なことなの?と思えるようになりました。
コミュニケーション方法の選択でお互いのコストが変化
どのコミュニケーションの方法を選択するかで相談者と税理士のコストが変化します。
相談の内容で最も適したコミュニケーション方法をとってみてはどうでしょうか?
対面コンサル
対面コンサルの優れている点は、時間だけでなく、同じ空間を共有している点です。
同じ資料を同時に確認したり、より濃いコミュニケーションを図ることが可能です。
そのため、専門家として的確な回答を出すために、
複雑な前提条件やデータを共有しなければなれないケース(一般に難題)では、対面コンサルが最も有効でしょう。
しかし、対面コンサルを実施するためには、コストも大きくなります。
なぜなら、相談者と税理士の①時間と②物理的場所を同時に共有する必要があるからです。
この場合、税理士はその時間は完全に相談者にコミットするため、報酬も高額になります。
私(林)の場合、対面コンサルは1時間あたり5,400円を頂戴しております。
実際の税務相談などのコンサルでは、時間と場所を共有する対面コンサルを必要としない簡単な相談事例も多々あります。
このような場合、相談者は相談内容の割に高い報酬を支払い、
税理士は時間と場所を共有しなければならないため、お互いに無駄が生じます。
Skypeコンサル
Skypeなど無料で高品質なコミュニケーションツールがあります。
これ使えば、相談者と税理士は時間を共有する必要がありますが、
物理的場所は共有する必要がありません。
また、画面を共有できるため、音声のみの通話や文字だけのメールよりも、より突っ込んだコンサルができるはずです。
物理的場所を共有する必要がなければ、極端な話、
山形に居ながら、私の故郷の鳥取の相談者にコンサルサービスを提供することも技術的には可能です。
Eメールコンサル
ほんとに単純な相談であれば、
時間と場所のどちらも共有しないで済むEメールが適しています。
この方法であれば、相談者も税理士も時間と場所を拘束されないので、最もコストが低くなります。
また税理士報酬も対面やSkypeにくらべて低価格に設定できます。
お互いにとってメリットしかない
税理士に、ちょっと聞きたい、たぶん正しいんだけど心配だから少し確認したい。。
なんて場合が、経理・税務をしていると結構あるんじゃないかと思います。
そんな場合に、高額の対面コンサルを頼むのもコスパ悪いよなあって時に、
Skypeコンサルやメールコンサルがあれば、相談者と税理士のお互いにとってメリットになるのではないでしょうか?
まとめ
・コンサルのコミュニケーション方法を対面に限らず、Skype、メールを追加してみる
・それぞれの共有コストが違う 対面→時間&場所 Skype→時間 メール→なし
・ちょっと聞きたい!(確認したい!)ときにメールコンサルは最適(安価で問題解決)
おまけ
【編集後記】
先日の【135】の記事は自分ではよく書けたと思い、
自信満々でドヤッとFB更新通知しましたが、あまり反響を得られませんでした。PVも増えず。。。
書き手と読者の興味対象の違いを実感させられる出来事でした。みんな税務署に興味ないのね。orz
午前:お気に入りのハンバーガー屋さん、ムシキングのプレイ
午後:日本政策金融公庫の借入契約書の熟読&完全理解
【ムスコログ】
夕方、幼稚園の担任の先生より連絡があり、明日の幼稚園クラスが、
インフルエンザにより学級閉鎖となりました。
1週間ぶりの登園を楽しみにしていた息子はがっかりしていました。
次回は来週の月曜日とのこと。
なんだか今年は身近にインフルが大流行している気がします。
息子も1週間前にインフルかかりましたし。。(-_-;)