ITやコンピューターがどんなに便利になっても、ユーザーには最低限のITリテラシーが必要。【191】

PC

今回は、IT機器やPCを便利に使いこなすためにユーザーには最低限のITリテラシーが必要です、というお話。

ユーザーのリテラシーがないと宝の持ち腐れ

どんなに便利なIT機器やハイスペックPCを持っていても、その機能を十分に生かせるITリテラシー(※)をユーザー(利用者)が持ち合わせていないと、それらの機器は宝の持ち腐れとなってしまいます。
(※) コンピューター使った文書やデータ作成、インターネットを使った情報検索、プログラミングといった作業能力をITリテラシーとします。

そのため、ユーザーには最低限のITリテラシーが求められます。

最低限が、どれくらいのレベルを指すのかは、その職業や業界、業務のIT化の程度によって変わります。

IT化が高度に進んでいる業務では、当然、求められる最低限のレベルは高くなります。

リテラシーがない具体例

ITリテラシーがない例として以下のケースがあげられます。

①セキュリティ強化を目的として、正当なログイン権限をもつユーザーだけがログインできるように、パスワードを設定しているのに、そのパスワードを付箋にメモしてディスプレイに貼っているケース。

これでは、誰でもパスワードを知ることができ、せっかくパスワードを設定した意味がありません。
そのため、正当なログイン権限を持つユーザー以外もログインでき、セキュリティ強化の目的が果たせません。

②Eメールの機能であるCCとBCCの使い分けができていないケース。

CCはカーボン・コピー(Carbon Copy)の略です。TO(宛先)に送ったメールの内容を、他の人にも見てらいたいときにCCを使います。
よくある使いどころとして、相手先担当者(TO)にメールを送り、その内容を相手先担当者の上司(CC)と自分の上司(CC)に、確認してもらいたいときに使用します。
CCで送った場合、TO(宛先)とCCは相互に同一のメールが送られたことを確認できます。
上司もこのメールが送信されたことを知ることができます。

BCCはブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。
これを使うとCCと異なり、「BCC」に入力されたメ-ルアドレスは、TOやCCや他のBCCでの受信者には表示されません。
そのため、面識のない相手に一斉送信する場合に、互いのメールアドレスを隠すことができ便利です。

BCCで送るべきメールをCCで送ってしまうと、面識のない相手に一斉送信する場合に、お互いにメールアドレスが表示され、問題になることがあります。お気を付けください。

③Excelの編集中に誤って式が入っているセルを編集してしまい、正しい計算結果が出せないケース。
この場合は、あわてず、「Ctrl + Z」をおせば、編集前に戻すことができるので、ぜひ覚えておいてください。

少しずつでもいいから学習

ITやコンピューターに強くなるには、使ってみるしかないです。
より正確な表現でいえば、いじるという感じでしょうか。

しかも一朝一夕で強くなることは、ほぼないでしょう。
学ぶべきことはたくさんあり、しかも奥深いです。Excelだけでも膨大です。そのほかにもWordやらパワポやら。

毎日、少しの時間でもいいので、継続的にITやコンピューターを学習する必要があります。
しかも、新しい技術・機器は常に進化しているので、それを使いこなすユーザーも絶え間ない学習が必要でしょう。

 おまけ

【編集後記】

法人クライアントの試算表チェック
税理士のE-learningを受講(5時間)

【ムスコログ】

ポケモンガオーレのポケモンディスク(リザードン)が無料配布されるということで、朝9:00からゲームセンターに行きました。
気合を入れて開店直後に行きましたが、かなり余裕でゲットできました。
その後、1回だけポケモンのゲームをプレイして帰りました。本人は満足のようでした。!(^^)!