第6期ゲゲゲの鬼太郎より猫娘ツンver.(今期はツンデレキャラの模様)
目に見えないものや正体が分からないものは恐い
プロフィールにも記載のとおり、私は「妖怪博士」の肩書をもっています。
妖怪博士ってなに?と気になる方は、こちらクリック→妖怪博士について(境港妖怪検定)
ゲゲゲの鬼太郎は劇中で、現代の人間は電気を発明したため、暗闇や目に見えないものを恐れることを忘れてしまったと警鐘を鳴らしています。
みなさんも経験があると思います。
繁華街の煌々とした灯りの下では、なにも怖く感じないが、ひとたび街灯の少ない暗い道になった途端、なんだか異様に怖さを感じたことがあるでしょう。
目に見えないものや正体が分からないものを人間は本能的に恐れます。
経営は手探り、なにもしないと不安が増大
会社や個人事業を経営されている方は、日々、正解の分からない決断の連続です。自分で税理士事務所を経営してみて身に染みて実感しました。
仮に、ある事案に対してA案とB案があり(現実の経営は選択肢が無限に近いこともよくあります)、熟慮の結果、A案を採用したとします。
しかし、その結果が正解であったかどうかは誰にも分からないのです。
そんな手探りの状態で、経営者は日々、決断を迫られています。
そうなると、どうしても経営者の不安は増大し続けます。私の決断は正しかったのか?・・・と。
なぜ不安になるのかというと、決断の結果、どういう影響が会社や個人事業にあったのかが分からないからです。つまり目に見えないものや正体の分からないもの恐れる習性があるからです。
そこで、経営の結果や家計の状況を、目に見えるように、正体が分かるようにする技術が経理であり、家計(家計簿を付ける)と言えるでしょう。
経理・家計は闇を照らす光
経理や家計をしっかり行うと、計数という誰にでも客観的にな数字で、
・現在の財務状態がどうなっているのか?(=いま現金預金や借金はいくらあるのか?)
・決断の結果は自分のビジネスや家計にどんな影響を与えたのか?(=決断の結果として利益が増えたのか?減ったのか?)
・資金繰りはショートしないか?(=仕入れ代金や従業員給料を滞りなく払うことができるのか?)
などを把握することができます。
このように把握された客観的な数字は、経営という暗い道を照らす大きな街灯になりえます。
この街灯(数字)があれば、経営という暗い道も、目に見えないものや正体が分からないものではなくなり、必要以上に不安にかられることもなくなるでしょう。
経理や家計を税金計算のための面倒な事務作業と考えるのではなく、経営というどこまでも続く幾重にも分岐した暗い道を照らす大きな街灯と位置付ければ、経理や家計の重要性も納得して真剣に取り組んでいただけるのではないでしょうか。
おまけ
【編集後記】
試算表の作成&チェック&メール送信
自主開催セミナーの企画・立案
【ムスコログ】
風呂嫌いになりつつあるムスコ。なんとか入浴させることに成功。子供の風呂ギライ。。よく聞く話です。(-_-;)