税理士業務をしていると、
お客様から「儲かっている会社は具体的に何をやっているの?」とか
「儲かっている会社と儲かっていない会社との違いは何?」
というご質問をいただくことがちょくちょくある。
価値あるものを納得できる価格で
そんなとき私は、
「儲かっている会社は、その会社でしか得られない価値(商品・サービス・経験)を、
その会社独力で生み出し、お客様に納得いただける価格で提供されています。」と回答する。
これが税理士として様々な業種の会社にお邪魔して、
財務数値を読み、経営者の方と会話して、肌で感じた結論です。
具体的な価値の例
すべての業種に合わせるため、
やや抽象的な回答なので例を示すと以下のようなことです。
書店さんであれば部分的な情報でも探している本を一緒に探してくれる親切さ、
接客業であればお客様が世間話をしたくなるような店員さんの愛想の良さ、
スポーツ店さんであればスポーツギアとの的確なフィッティング・サービスなどです。
このような、そこでしか得られない価値を納得価格で提供すれば、
お客様はその会社のファンになり、
ファンである限りその会社と取引をしてくれる可能性が高まるはずです。
まとめ
その会社でしか得られない価値(商品・サービス・経験)を提供するという課題は、
当然、われわれ税理士事務所でも課題です。
当税理士事務所でも他の税理士事務所には提供できない価値を生みだすため、
日々、試行錯誤と自己研さんを続けることが大切だと考えます。
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