無知はコスト、情報収集しませんか？【４】

「無知はコストなり、そのコストを回避するには勉強あるのみ。」

私が駆け出しの頃に、ある先輩会計士から教わった言葉です。

その当時はしっくりきませんでしたが、
実務経験を重ねるにあたり腑に落ちるようになってきました。
その制度を知っているか、知らないかで
大きく経済的負担が変わることが世の中にはたくさんあります。

例えば最近巷を騒がせている相続税法においても、
相続財産である土地について評価特例を知っているかいないかで
相続税額に大きな違いが生じます。

税務署は納付税額が過小な場合は丁寧に連絡をくれますが、
適用可能な特例を適用しないで、
大きな税額を納税したとしても特に連絡はもらえません。

このような無用なコスト
（私は無用なコストだと思っています、
税金を多く収めたい方にとっては社会貢献の一環です）
から身を守るには、自ら進んで信頼できる情報源から情報収集をして、
ひたすら勉強するしかないでしょう。
税制は毎年、改正となるから勉強に終わりはありません。

さて記事も完成したので、
久しぶりに国税庁のHPでも巡回してみますか。。。