不安定なフリーランス・個人事業主こそ、早めに経理をして、お金の不安を解消するべき!【61】

サラリーマンは、毎月一定の給料を得ることで生活しているので
経済的に安定しています。

対して、フリーランス・個人事業主(個人事業主等)は、
給料のような毎月一定の収入(売上)は約束されていないので、
サラリーマンに比べて経済的に不安定です。

個人の所得に税金をかける所得税法では、
両者のもうけ(所得)について税金の計算式を変えています。

サラリーマンの給料は、給与所得として取扱い、
給与所得 = ( 収入金額 - 給与所得控除 )
という式に一定税率をかけて所得税を計算します。
なお所得控除以降を省略しています。

対して、個人事業主等の利益(もうけ)は事業所得として取扱い、
事業所得 = ( 総収入金額 - 必要経費 )
という式に一定税率をかけて所得税を計算します。
なお青色申告特別控除と所得控除以降を省略しています。

サラリーマンの給与所得と個人事業主等の事業所得で大きくちがうのは、
個人事業主等の事業所得の計算のほうが集計に手間がかかるという点です。

サラリーマンの給与所得は勤務する会社から
源泉徴収票というものをもらえばすぐに計算できます。

個人事業主等の事業所得は、まず1年分の売上を集計し、
次に1年分の事業にかかった経費を差し引くという手順で事業所得を計算します。

よく聞く話ですが、前年1月~12月までは一切、経理をしていないで、
翌年1月~集中的に経理される個人事業主さんがいらっしゃいます。
この場合、確定申告期限に間に合ったとしても、
その決算書は税金計算目的にしか使えないでしょう。
経費をはるかに上回る売上が毎月あって資金が潤沢だという特別な方以外、
個人事業主さんにはお金の不安があるのではないでしょうか?

毎月経理を行い、利益がでているか?資金繰りは大丈夫か?ということ確認しておけば、
個人事業主さんのお金の不安はかならず軽減されるはずです。
人は得体の知れないものを恐れる生き物だからです。
またできれば、税理士や会計事務所に経理を丸投げするのではなく、
個人事業主さんが自ら経理する(これを業界用語で「自計化」といいます)ことをおすすめします。
その理由は、個人事業主さんが深いレベルで決算書(月次決算書を含む)の中身を理解することができ、
その内容を将来の経営に迅速に対応させることができるからです。

【編集後記】
息子とゲームセンターでムシキングを1回プレイ

【ムスコログ】
ヤフオクで買ったムシキングのVガジェが届いたので、
息子といっしょにゲームセンターに行って、さっそくプレイしました。
セットはしたもののVガジェの発動条件がわからず、不発におわりました。
次回は使いかたをググってからプレイします。

 

 

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