社会人になると卒業・入学・入社という明確な区切りがなくなる。明確な区切りを自分で設定することをオススメ。【187】

気温も暖かくなり、春が近づいてきているのが実感できる陽気ですね。

3月は卒業などがあり、それまでのライフスタイルの区切りの月です。
そして4月は入学や入社があり、新しいライフスタイルの始まりの月です。

社会人になってから、卒業や入社のように、その前後のライフスタイルに大きな影響を与えるイベントって、なかなか無いなぁと感じました。
そこで今回は、そういう区切りがないなら、自分で勝手に気持ちの面で設けてしまおう!というお話。

「学校を卒業・会社へ入社」がインパクト最大

私もこれまで、小学校、中学校、高校、大学と入学・卒業を繰りかえしてきましたが、その中でも、「大学卒業から会社へ入社」のイベントが、それまでのライフスタイルや自分の考え方へのインパクトが最大だったと改めて思います。

学生時代はアルバイトもしましたが、経済的に自立するほど収入を得たり、働いたりしたわけではありません。
大学を卒業して新社会人になると、すべての生活費を自分でまかなう必要があります。
それに加えて税金や社会保険料などもすべて自分の稼ぎの中から支払います。
(当時は給与天引きで払っている感覚は希薄でしたが。。)

また会社員として成果を求められるようになります。
学生時代は成績が悪くても誰に迷惑をかけることもないので気楽でしたが、会社員になると割り当てられた仕事の成果が出せないと、上司や同僚に迷惑をかけてしまう(フォローをしてもらう等)ことになります。
そのため、成果が出せないとかなりストレスになったものです。。。((+_+))

あと、大都市圏では朝の通勤で満員電車に乗らなければならない機会が増え、通勤するだけでかなりの体力を奪われ、これもストレスの原因になりました。

しかし、親からの仕送りに頼らず自分でお金を稼いで、その使い道を自分の自由にできる点は爽快でしたね。

卒業・入社のような明確な区切りがない

会社に入社すると、一般的には卒業・入社のような明確な区切りがありません。
大手の上場企業や金融機関などは転勤の多い業種であれば数年単位で人事異動があるため明確な区切りはあります。
しかし、一般的な企業、とくに中小企業には、そのような定期的な転勤はほとんどないので、明確な区切りはありません。

明確な区切りがないと、やはりフレッシュな気分で新年度の4月を迎えることが難しくなります。少なくとも私はそうです。

惰性で、3月までの気分を引きずって4月に突入しがちになります。

毎年4月は新社会人のような気持ちで

そこで、卒業や入社のような明確な区切りのイベントがなかったとしても、気持ちだけは新社会人のようなフレッシュな気持ちで仕事に取り掛かるように心掛けています。

そうすることで、3月までの気持やモチベーションを1度リセットして、4月から新たな気持ちで仕事や新しいこと(趣味・勉強)にチャレンジできると考えています。

毎年、3月は卒業でセンチメンタルになり、4月は新卒会社員のようにフレッシュな気分で仕事や新しいことに取り組んでいます!

おまけ

【編集後記】

3月の卒業シーズンは、なんだか感傷的になってしまいます。
原因は息子が昨年4月に幼稚園に入園したからでしょう。
普段は涙腺が鳥取砂丘のように乾いていて泣かない私ですが、息子の卒園式は泣いてしまいそうです。。。
2年後の3月ですが、すでに泣いてしまう自信があります。

【ムスコログ】

今日は幼稚園の卒業式でした。
息子は4月から年中組に進級するだけですが、バスで仲良しの年長組のお友達は4月から小学1年生になるため、今日でお別れになりました。
4歳ながら、そのことを察して少しセンチメンタルになっていました。((+_+))