個人事業主になって不利になったこと。個人事業主になるデメリット。【155】

前日に個人事業主のメリットなる記事を書いたので、
それとパラレルに、今回は個人事業主のデメリットについてのお話。

個人事業主になるデメリット

個人事業主になると当然ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
私が実感したものを挙げてみたいと思います。

収入が不安定、でも収入あるだけまだマシ

まずは何といってもこれでしょう。
収入が不安定です。
不安定でも何かしら収入があればまだいいほうで開業後数か月は売上がゼロです。
そして経費だけが出ていき、資金は減る一方です。

会社員のときには毎月一定額支給されていた給料がなくなります。
会社員のときは労働の対価として、当然もらえるものと思っていたんですが、
無くなってみると毎月入ってくる給料はありがたいものだったなと感じます。

個人事業主は、収入が不安定で、なおかつ経費は100%自分持ちです。
そのため資金管理がとても重要になってきます。
資金ショートを起こさないためにも、将来のざっくりとした月単位の資金繰り表をつくり資金管理をする必要があります。

信用力がない

個人事業を開業した直後には信用がありません。
事業を継続した実績がないからです。

個人事業を始めた当初は、その事業が軌道にのるという保証がどこにもありません。
経済的な信用がないため日本政策金融公庫以外の金融機関から融資を受けることは難しいでしょう。

また経済的な信用だけでなく商取引上の信用もないです。
ある程度、継続して事業年数を重ねた会社などであれば、会社の名前自体が信用の対象となり、
仕事の依頼が舞い込むことがあります。
しかし開業したての個人事業主は実績がないため、屋号(個人事業の商売上の名前)で仕事が舞い込むということはないでしょう。
そのため積極的な営業が必要となります。

すべて自己責任

個人事業主は独立したビジネスオーナーです。
そのため、なにかミスをして、経済的な損失を受ける場合、
それは全て個人事業主がすべて負担しなければなりません。

会社員のように会社という後ろ盾があって、
ミスをした会社員自身は保護されるようなことはありません。

個人事業主は保険などでリスクヘッジするしかありません。

まとめ

・収入が不安定、でもあるだけまだマシ
・経済的にも商取引上も信用力がない
・すべて自己責任

おまけ

【編集後記】

午後から法人の顧問先に訪問して財務データチェックと試算表の提出を行いました。
雪深い地域で脇道から主要道路に出る際に、道路に積まれた雪が高すぎて、他の車がいるかどうか分からないくらいでした。
今年は大寒波のおかげで、例年よりも雪が多くて大変ですね。。。

【ムスコログ】

インフルエンザB型にかかってしまったので、しばらく幼稚園に登園できません。
退屈しているのか、やたらと体を動かす遊びをしたいと言ってきます。
そんなときは布団相撲と枕ボクシングでやりすごします。!(^^)!