選択肢が多いとめんどくさい
最近、プリンタの調子が悪かったので、新しいプリンタを物色するため、近くの家電量販店に行くことがありました。
このとき思ったのが、選択肢が多いと、スペックや価格を比較検討して、決定するのが結構めんどくさいということ。
みなさんも何百種類もあるプリンタをすべてを検討対象にして、その中から最も最適なプリンタを選ぶ(最適基準)という人はおそらくいないでしょう。
現実的には複数メーカーの売れ筋モデルをピックアップして、その中から自分の満足するスペックなり価格なりのプリンタを選ぶ(満足基準)でしょう。
最適基準と満足基準
「最適基準による意思決定」は意思決定にあたり、最大の効用をもたらす行為の代替案を選択する意思決定です。
また「満足基準による意思決定」はある行為の代替案から予測される効用が要求水準以上であれば、意思決定者は満足してその代替案を選択するというものです。
要するに前者は、全ての選択案を知り得て、そのすべての案から最適なものを選択するという意思決定です。
後者は、全ての選択案を知り得なくても、自分が満足する選択案に出会えば、そこで意思決定するというものです。
クライアントの税理士選びも満足基準
最適基準と満足基準の解説が長くなってしまいました。。。
では、クライアントは税理士をどう選んでいるでしょうか。
まずHPをしっかり読み、何人もの税理士と面談し、その資格取得ルート(国家試験合格だけでないため)や経歴をしっかり調べてから、顧問税理士を決定することはまず無いでしょう。
ほとんどの場合が、知り合いからの紹介もしくはインターネット検索によるHP経由(しかも上位ヒットのみ)の問い合わせだと思います。そして、その部分的な選択肢の中で、クライアントが「この人なら!」と満足する税理士が選ばれます。
選ばれる税理士になるためには、まずその選択肢にのる必要があります。
そのためには、前述のとおり、人脈を増やして知り合いからの紹介機会を増やすか、SEO対策でHPの検索順位を上位に引き上げる必要があります。
次に、クライアントに「この人なら!」と思ってもらうためには、やはり清潔感の維持とビジネスマナーの徹底が必要だと考えます。
おまけ
【編集後記】
法人クライアントの試算表のチェック。
契約書の確認。
妻が外出している間の子守り。
【ムスコログ】
友人から頂いたケーキを2つ平らげて、満足そうに眠りました。
今日は外出することなく、家で風船遊びやブロック遊びで過ごしました。