独立開業のリスクはよく見かけます。
同様に会社員で居続けることにもリスクがあると私は考えています。
独立開業のリスク
会社員をずっと続けていれば、一定の給与をもらい続けることができます。
収入面では毎月ほぼ一定額が入ってくるので、収入は安定しています。
そのため、マイカーローンや住宅ローンの審査が下りやすいなどメリットもあります。
これに比べて、独立開業当初はクライアントが少なく、売上も少ないため、事業の資金繰りと私生活の資金繰りがとても苦しくなります。
しかも毎月一定額の収入とは限らず、季節的な変動があるため、収入は不安定です。
たしかに、会社員にくらべてフリーランスや個人事業主の収入面の不安定さはリスクです。
会社員で居続けることのリスク
前述のフリーランスや個人事業主のリスクは、私に言われなくてもお分かりでしょう。
では、会社員で居続けることのリスクを考えたことがありますか?
終身雇用という前提が崩れた現在では、新卒で入社した会社が定年退職まで存在し、あなたを雇用しているとは限りません。
途中で倒産してしまったり、業績悪化や合併買収を受けて大規模なリストラを行う可能性があります。
現に、超一流上場企業であっても、倒産や大規模リストラ、海外資本による買収など現実に起こっています。
30歳代でその憂き目にあう場合はまだマシです。
これが40歳代や50歳代だったら、どうでしょう。
労働市場は、現在は給与水準が低く、将来的に会社で働いてくれるだろう期間が長い30歳代の求職者を採用したがると思います。(40歳代・50歳代の人に特別な能力・経験がなければ)
他の会社に就職できないと、自分で稼ぐ力のない40歳代・50歳代の会社員は路頭に迷うことになります。
このように会社員で居続けることにもリスクはあるんです。
どちらを選んでも価値提供が必要
リスクというと、独立開業の方ばかりがクローズアップされます。
開業してお客さんを獲得できるのか?、食べていけるだけ稼げるのか?など。
そんなのやってみなきゃ分かりませんが。。。。
会社員には、さもリスクが全くないように思われていますが、会社員にも前述したようなリスクがあります。
そのため、会社員にもそれなりのリスクがあることは認識しておくべきです。
そのうえで会社員として居続けることを選んだのなら、どこの会社にいっても仕事ができる(会社に価値提供できる)ようなスキルを身につけることをオススメします。
独立を選ぶと、クライアントに価値提供できるようになるでしょう。(価値提供できないと報酬を得られないため)
おまけ
【編集後記】
大学時代の友人と外食ランチ(我が家は家族3人で)
ゲームセンターで戦隊ヒーローのゲーム
【ムスコログ】
ぬりえ本の原本をコピーして色を塗り、それをハサミで切りぬくことに没頭しています。
その結果、リビングに制作物が散乱している状態が最近のデフォルトです。(-_-;)