MFクラウドバリューパックで自分の経理にチャレンジ!オススメする前に自分で試す。【144】

当事務所のログイン画面 5つも業務ソフトが使える

 

インターネットバンキングデータなどを連携して、経理にかかる時間を大幅に短縮するという謳い文句で、
急成長のクラウド会計ソフト。
Money Forwardは2017年9月29日に東証マザーズにも上場しましたね。まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

バックオフィス業務の効率化のためクライアントにおすすめするには、
まずは自分がしっかり使いこなしてノウハウをためてから!
オススメする前に自分で試さなければ!

ということで、今回は2017年分の経理をMFクラウドバリューパックでやってみたというお話。
まだ「確定申告」以外のソフトについては実験不足なので、また後日ブログに書きますね。

バリューパックに含まれるソフトと料金

まずはこのバリューパックに含まれるソフト挙げてみます。

  1. 確定申告(会計ソフトと所得税申告ソフトのハイブリッドソフト)
  2. 請求書(請求業務を効率化するソフト)
  3. 経費(経費精算業務を効率化するソフト)
  4. 給与(給与計算業務・年末調整業務を効率化するソフト)
  5. マイナンバー(マイナンバー収集と管理を効率化するソフト)

なお、このバリューパックにはMFクラウド消込(売掛金の消込)が含まれていません。
その精度をぜひ試してみたかったんですが残念です。

それでも月額2,900円(税抜)で5つのソフトが使えるのでお得感はありますね。
なお課金対象人数で従量課金される料金体系なので、
たとえば従業員がたくさんいる場合は月額の利用料金が増額されるのでご注意ください。
くわしくはMFクラウドのバリューパック料金を参照してください。

私の場合は人数が少ないため最低料金の2,900円で済んでいます。

預金口座データと「確定申告」を連携

預金口座データと「確定申告」の連携は、クラウド会計ソフト当初からの目玉機能です。

私はこの機能については今回のバリューパックを申し込む前から、
お試しの無料アカウントを取得して、ゆうちょ銀行の口座だけテストしていました。

今回から有料アカウントを取得して、2017年の経理を行う必要があるため、
事業用の口座(山形銀行、きらやか銀行)をすべて登録しました。
ひさしぶりの新規口座の連携でしたが、とくに悩むこともなくスムーズに連携できました。

念のためアナウンスしておきますが、預金口座を「確定申告」と同期するには、
その口座の金融機関とあらかじめインターネットバンキング契約をむすんでおく必要があります。
「確定申告」ではインターネットバンキングの預金データを取得して、仕訳の原案を作成するからです。

預金口座がたくさんある、または預金口座の入金・出金がたくさんある場合に、
この預金口座データとの連携は絶大な威力を発揮します。

もう忙しい合間をぬって、金融機関のATMで通帳記帳し、それをコピーして、ローカルの会計ソフトに手入力する必要はありません。
必死に入力して残高チェックしたら、通帳に印字された残高と一致しない。。。
どこが間違っているか目を皿にして探し、残高が一致するまで預金がからむ仕訳をチェックするというイライラから解放されます。
(仕訳インプッターあるあるです(-_-;))

預金口座と「確定申告」を連携させれば、試算表上の預金残高は100%一致します。
これがほんと助かる。。
日付、金額、摘要は100%正確に自動取得されます。
あとはAI(人工知能)が預金の相手方となる勘定科目だけ予測して提示してくれるので、
人間がその勘定科目でよいかどうかを目でチェックして登録ボタンを押すだけ。
しかも予測の精度は学習によりどんどん高まるらしい。
AIってすごいです。。

まとめ

・手入力を想定して作られたソフトではない(むしろ手入力を極力なくすためのソフト)
・預金データの連携は効率化にとても役立つ
・効率的に連携(設定)させるには経理・税務とMFソフトに精通する必要がある

おまけ

【編集後記】

MFバリューパックに含まれるアプリの連携を実験しました。
専門用語もちょこちょこ出てくるので、一般の方が自力で効率的な設定するのは難しい?
質問チャットは平均約20分待ち・・・
適当にいじってたら解決できました。

【ムスコログ】

幼稚園閉鎖が明けて月曜日以来3日ぶりの登園。
朝の着替えのときには行きたくない、といっていましたが、
帰ってから話を聞いてみると幼稚園が楽しかったとのこと。
ひと安心です。!(^^)!