毎日経理することをオススメします。そのメリットと方法。【151】

本日のお仕事、東北税理士会山形支部の無料相談会

 

経理ってはっきり言って面倒ですよね。
正直、私もそう思います。
しかし経理作業をため込むとますます面倒に感じて経理がおっくうになります。
確定申告が近づいている今、1年分の領収書などを整理し、集計作業におわれている方は実感されているでしょう。

今回は1年に1回は必ずやらなければならない経理、
どうせやるなら毎日経理してみませんか?
そのメリットはこれです!というお話。

リアルタイムで状況がつかめる

経理を毎日することで得られる最大のメリットはリアルタイムに計数で経営状況を把握できる点です。

経営状況は毎日変化します。
その状況変化を「リアルタイムに」「計数で」把握できることは大きなメリットです。

状況の変化を試算表により把握できても、それが1か月も2か月も前の情報では単なる過去情報としての意味しかありません。
節税対策などの未来の行動指針として活用するためには「リアルタイムに」把握することが必要です。
次に金額などの「計数で」で把握することが必要です。
経営者の方に業績をお聞きしても、記憶にや感覚に頼られている方もいらっしゃいます。
しかしその後に作成された試算表では記憶や感覚のお話とはズレていることがよくあります。
記憶や感覚は主観的な要素も含まれがちなので、計数によって客観的に把握する必要があります。

状況変化をいち早く把握できれば、将来予想されるトラブルを未然に予防することできます。
仮に予防することができなく場合でも、トラブルが起こることやその内容が事前に分かっていれば事後的な対処にも役立つでしょう。
例をあげると、将来起きる資金不足金額とタイミング(時期)を事前にある程度把握することで、
必要があれば金融機関から融資を受けるなどの対処を検討することができます。

クラウド会計やITで経理を省力化

経理を毎日やるメリットは分かった。
でも日々の経理以外の業務におわれて、経理に時間をかけることがなかなかできないという人もいると思います。

そこで、いま話題のクラウド会計ソフトなどを積極的に利用することをおすすめします。
クラウド会計ソフトをうまく利用すれば、預金口座取引を確認するためにATMで通帳に記帳したり、
その通帳記録を見ながら会計ソフトに入力するといった手間をボタン1つで完了することができます。
具体的にはインターネットバンキングのデータをクラウド会計ソフトに自動取込できます。
この機能で、経理にかかる手間と時間を大幅に減らすことができます。

このような連動機能は預金口座だけでなく、クレジットカード、
さらには電子マネーカード(ナナコ、suica,edyなど)にも利用できます。

これらの自動取得機能により、以前にくらべて経営者が自分で経理をするハードルが下がり、
自動化により毎日経理するハードルも下がっています。
ぜひクラウド会計ソフト(MFクラウド会計を推奨)を使って、
効率的に経営者自ら経理することにチャレンジされてはいかがでしょうか?

おまけ

【編集後記】

午前中から夕方まで霞城セントラルで所属税理士会の無料相談会に参加しました。
相談内容はシンプルながら、素早く大量にこなさなければならないのでその点では大変です。
夜は昨年8月の創業塾の仲間で飲み会兼情報交換に参加しました。

【ムスコログ】

炭酸飲料が飲めるようになってから、よくシュワシュワちょうだいーとおねだりします。
初めて飲んだときは、びっくりして吐き出していました。
父がポテチと炭酸飲料のベストマッチをおしえてから、すっかりハマりましたね。!(^^)!