皆さんは活動理念って具体的に決めていますか?
2017年12月21日に独立して、もうすぐ7か月か経ちます。
恥ずかしながら、私はこれまで活動理念について真剣に考えたことがありませんでした。
税理士事務所を経営するという活動についての理念なので「経営理念」と言葉を少し変えて表現します。
目的があって手段を選べる
世の中には、いろんな活動がありますが、その活動には目的あるはずです。
分かりやすいところでいうと、大学入試の受験勉強。
「希望する大学の入学試験で合格点をとる」という目的のため、
「過去問を分析したり、模擬試験を受ける」という手段を選びます。
「目的」があるからこそ、それを達成するために、最も効率のよい「手段」を選ぶことができます。
今までは手段ありきだった
私の独立は、十分な準備をして、計画的に独立したわけではないため、独立当初から見込みのお客様がいたわけではありません。
それでも、前職場から、のれん分け(お客様の1部を譲りうける)していただいたので、独立直後に収入がゼロという過酷な状況を回避することができました。
しかし、のれん分けをいただいたお客様からの収入だけで、家族3人(私と妻と4歳息子)が暮らしていくには十分な収入ではないため、まずは食べられるようになる収入を目指しました。
そのような状況ですから、経営理念なんて、じっくり考えている余裕はありませんでしたね。
公認会計士と税理士の資格をもっていて、その実務経験もありました。
そのため食べていくには税務、会計、監査をしなければならない、という手段ありきの思考で会計士・税理士事務所を経営してきました。
つまり「食べていく」という目の前のことだけに集中しすぎていたんです。(大事なことは間違いないんですが。)
手段の元となる目的(経営理念)が、まったく考えられていませんでした。
経営理念を明確にする大切さ
「食べていく」というのは「目的」の1つでもあります。
しかし、それだけでは、あまりにも視野が狭く、社会的な貢献も少なく、独善的で、なんだか寂しいなと考えるようになりました。
もっと広い視野で、会計や税務や監査の知識と実務経験をいかして、広く社会に貢献できるような経営理念は何か? を考えることが多くなりました。
とはいえ、まだ「食べられる」状態になったとは言えないので、引き続き「食べられるようになる」という目的を維持しつつ、もっと大きな視点で、もっとたくさんの人に影響を与えられるような経営理念を模索中です。
その経営理念が決まれば、その目的を達成するため、手段を選ぶことができるため、経営理念はとても重要な「目的」だと考えています。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
自分の事業の経営理念について真剣に考えた
フィロソフィーは日本語で「理念」と知った
【編集後記】
午前中は税理士業務に集中し、
お昼は休憩(及びやりたいこと時間)、
夕方は近所の公園で子供と遊ぶといった1日を過ごしました。
【ムスコログ】
幼稚園の同級生が、近所の公園にいるかな? と期待して公園に行きました。
残念ながら、同級生は今日はお休みでしたが、親子3人で楽しく公園遊びを満喫できました。
【サービスメニュー】