フリーランスになると、自分で仕事・生活を規律する必要がある。自由すぎる代償。【211】

フリーランスになると、いつ仕事をしても、どこで仕事をしてても問題ありません。(ただし税理士業務で個人情報を扱うときは場所を選びます)
会社員のように、出社時間・退社時間というものがないで、いつ仕事を始める、いつ仕事を終わりにするかも自由自在です。
その代わり、制約がないので、すべて自分で規律・管理する必要があります。
そこで今回は、フリーランスになると仕事は当然、生活も自分で規律する必要がある、というお話。

フリーランスは自由すぎる

独立するまでずっと会社勤めだったので、会社員の勤務形態に慣れていました。

土日祝を除く、平日は朝から出勤して、12時から13時までお昼休憩、そして夕方に帰宅するという勤務形態です。

数年前に山形に来てからというもの、東京の憂鬱な満員電車からは解放され、ストレスは大幅に減りました。

それでも会社員なので、当然ながら出勤時間と退社時間は厳守する必要がありました。

これに比べてフリーランスはすべて自由です。

いつ、どこで仕事をしてもいいですし、平日の昼間に、新しい何か(勉強会・セミナー受講など)をする場合も上司の許可を得る必要もありません。

また大きな違いは、どんな仕事を、いくらで受けるか、自分で完全にコントロールできる点です。

会社員であれば、雇われている立場上、振られた仕事を拒否することは不可能だと思います。

振られた仕事の中には、自分のやりたくない・興味のない仕事も少なからずあるでしょう。

それを、自分主導で一切排除できる点はフリーランスの大きなメリットだと思います。

自分ひとりで担当できる仕事量が適切

自由すぎて、最初はすこし不安になりました。

自由の代償として独立当初は収入が少なく、貯金を取崩しながらの生活を余儀なくされることがほとんどです。

かといって、単価の安い仕事をたくさん入れて、忙しくて時間がなくなることは避けたいと考えています。

単価の安い仕事で、自由になる時間がなくなってしまっては、独立した意味がないからです。

事務所家賃や人件費など固定費を増やしてしまうと、そのコストをまかなうために、単価の安い仕事でも受けざるをえなくなる可能性が高まります。

そのため、ワークライフバランスを維持しつつ、自分ひとりで責任をもって担当できる仕事量が適切だと考えています。

自由すぎるからこそ自分で規律が必要

いくらの報酬で、どこで、何時間働きなさい、と指示する人はいないので快適です。

しかし、目付役がいないので、しっかりと自分で仕事と生活を規律・管理する必要があります。

それは時間だけに限らず、お金面でもそうです。

仕事の帳簿だけでなく、生活費などの家計をしっかり管理する必要があります。

またフリーランスでは健康面の管理も、会社員以上に重要になります。

体調不良で休んでしまうと、フォローしてくれる上司も、同僚も、部下もいないので、仕事が完全に止まってしまうからです。(今回の確定申告期にカゼをひき、業務が3日完全停止しました(-_-;))

そのため、私も健康状態については、独立後のほうが気を使うようになりました。

これから会社を飛び出して、フリーランスになる方は、時間とお金と健康はしっかり管理されることをオススメします。

おまけ

【編集後記】

今日は終日、デューデリジェンスのお手伝い
夕方から、近いうちに恩人の先生が山形にいらっしゃるのでホテル、お店の検討など

【ムスコログ】

今日は朝の行ってきますのときに顔をみただけで、帰宅したときには熟睡していました。
母によると、いっしょにいっぱい遊んだそうです。!(^^)!