チキンラーメンお椀サイズ
今回は、商品・サービスの中身を変えないで、量を変化させるだけでニーズが増えることもあるというお話。
商品はそのまま、量を減らして個包装
先日、写真の商品、チキンラーメンお椀サイズなるものをスーパーで見つけました。
商品の味自体は、従来の商品となんら変わりありません。
ただ1食当たりの量を減らして個包装しただけです。(こういうと、日清食品の商品開発担当者に失礼かもしれませんが。。)
それだけの工夫にもかかわらず、従来商品ではとらえられなかったニーズをとらえています。
新しい商品を開発して、市場を作り出すことは時間も労力もかかり、そのうえ新商品が本当に売れるどうか分からないというリスクがあります。
これらの時間、労力、リスクを排除して、売上の増加につなげています。
従来品ではとらえられなかったニーズ
このお椀サイズの商品ラインナップは、夜食など少しだけ食べたいときのニーズを上手くとらえています。
夜食など小腹が空いているときは、大人でも従来の量では多すぎることもあります。
また、幼児などが食べる場合にも従来の量では食べきれないこともあります。残した場合、親が食べることも頻繁にあります。
このように、少しだけ食べたいという消費者のニーズに上手く対応し、売上を上げることに成功しています。
税理士サービスにも応用できる
税理士サービスも、税理士顧問のようなフルサービスだけでなく、単発のサービスもラインナップにそろえるとクライアントも利用しやすくなると思います。
従来型の税理士顧問(フルサービス)だけでは、クライアントの規模によっては金銭的負担が大きすぎることもあります。
一般的な会社の税理士顧問契約報酬は、料金例:3万円×(月次顧問料12か月+決算料6か月)=1年あたり54万円(消費税抜き)となり、高額サービスに含まれます。
顧問契約のようなフルサービスまでは必要ないけど、ちょっとここだけ聞きたいな、ここだけ計算や書類作成を依頼したいな、というニーズをとらえるには、単発サービスも充実させる必要があるなぁと考えています。
おまけ
【編集後記】
初面談のため仙台市へ
今日は仙台に一泊して、明日は海の杜水族館へ
【ムスコログ】
今日も朝5時から起き始め、ブロック遊びに精をだしていました。!(^^)!