税理士顧問契約は報酬うんぬんよりも信頼関係が何よりも重要。互いに信頼がなければ、互いにロクなことなし。【237】

写真 カメラ

たまごの国 いではCOCCOにて

一般的な税理士事務所のサービスメニューで最もポピュラーかつ高額なサービスは税理士顧問契約(以下、顧問契約)です。
そこで今回は、顧問契約には経営者と税理士の信頼関係がなによりも大事というお話。

税理士顧問契約って具体的に何してくれるの?

経営者や不動産オーナーのかた以外は、税理士顧問サービスに明るくないと思います。
そこで、まず税理士顧問契約ってどんなサービス?というところから。

税理士本人または事務所スタッフが、月に1回、会社や事業所に訪問して、経理状況のチェックし、経営者や経営幹部に試算表の説明を行います。
まあ、たくさんのクライアントをかかえ、たくさんのスタッフを雇用している大先生はお忙しくて、ほとんど現場に訪問されませんが。(-_-;)

これに加えて記帳代行業務を合わせて依頼している場合は、通帳コピー、領収書などの会計基礎資料を回収し、次回の訪問時に完成した試算表を提供するというサービスも含まれます。

顧問契約は一般的に期限を設けておらず、無期限の契約となっていることがほとんどです。
今の税理士事務所との顧問契約と解除して、別の税理士事務所と顧問契約を結ぶことは、クライアント側にとっても事務負担が大きいため、余程のことがない限り変更することはありません。
そのため、結果的に10年以上継続するという顧問契約も珍しくありません。

顧問契約は長期間にわたるため、信頼関係が大事

顧問契約はほんとに長期間にわたる可能性が高いため、報酬の高い安いうんぬんよりも、税理士との相性が合うか、お互いに信頼関係が築くことができそうかという観点で税理士を選ばれた方が、結果的に、得をすると思います。

会社の経営者にとって、顧問税理士は、いわばパートナーだと考えています。
何か困りごとがある場合、相談できるパートナーです。
税理士によっては、会計や税務を含む、経営上の問題については配偶者以上に経営者をサポートするでしょう。

そのような貴重なパートナーを報酬がちょっと安いからという理由で安易に決めてしまうと、結果的に損をするかもしれません。
税理士も人間です。
お互いに信頼関係築けており、相性の合うクライアントの方が、その能力を十分に発揮して、いい仕事ができます。
その結果、経営者・税理士の双方がトクすることが望ましいのではないでしょうか?

顧問税理士の役割は経営者と安全な道を伴走すること

経営者と税理士の信頼関係を築くには、税理士はときには厳しいことも言わなければなりません。

税法は解釈によって、アウトでもセーフでもない、グレーな(危険な)部分が存在します。
税金を減らしたいと考える経営者は、ややもするとそのグレーな道に足を踏み入れようとすることがあります。
そんなとき、顧問税理士は毅然として安全な道を歩くように促す必要があります。

顧問税理士の役割は、グレーな(危険な)道を経営者と伴走することではありません。
顧問税理士の役割は、ホワイトな(安全な)道を、経営者にお知らせして、伴走することです。

以上、また明日!

おまけ

【編集後記】

アイキャッチ画像の、いではCOCCO(お店の名前)に行きました。
夕方に来店したため、目玉のロールケーキやシュークリームは全て完売でした。
2,3日前にTVレポートの放送があったため、お客さんが増えたのかと。
私もTVレポートしてもらおうかな。。お客さんが増えるかも。(笑)

【ムスコログ】

KITA八文や書店にて、以前ブログにも書いた「おしり探偵」がやってくる!ということで、イベント会場に向かいました。
我が家3人は、かなりの熱量で乗り込んだんですが、会場は意外といつもの書店の雰囲気。
そのうち、店内アナウンスで1回だけ、告知され、ぬいぐるみのおしり探偵があらわれた!。。。
が、付き添いつきで店内を巡回して、子供と握手&写真撮影。とても落ち着いた静かなイベントでした。
こういうのもあまりない。。(笑)
せっかくなんで写真貼っておきます。
おしり探偵

おしり探偵、KITA八文字や書店に現る。「ふーむ、においますね。」(決まり文句!)