フリーランスや個人事業主は顔を覚えてもらってなんぼ。仕事が欲しければ名刺に顔写真をのせましょう。【247】

フリーランスの方や経営者の方は、ご自分の名刺を思い浮かべてみてください。

そこには顔写真が入っていますか?

今回は営業ツールである名刺についてのお話。

顔写真のない名刺はもったいない

税理士として独立して、もう少しで5か月が経ちます。

この間に、ほんとにたくさんの異業交流会やセミナーに参加しました。

そういった場所では、みなさん人脈やつながりを求めているため名刺交換が行われます。

ただ、残念なことに顔写真の入っている名刺をいただくことは稀です。

名刺は営業ツールとして身近なツールですが、その機能を最大限に発揮するには顔写真を載せるべきではないかと、私(林)は考えています。

異業種交流会などは1回の参加で何人もの方と名刺交換をします。

特別に印象に残る顔立ち、スタイル、服装をしていない限り、名刺交換しても、しばらくすると顔と名前が一致しなくなります。特別な美男や美女は別ですが。(笑)
人間の記憶力はあいまいなものです。

せっかく時間とお金をかけて交流会やセミナーに参加しているので、ぜひ他の参加者に
・顔
・名前
・何屋さんか?(何の仕事をしているか?)
の3点くらいはセットで覚えてもらいたいですよね。(私は最低この3点は覚えてほしいです・・・ほんと宜しくお願いします。)

名前と何屋さんかという2点は文字だけの名刺でもOKですが、顔を覚えるのは大変です。
交流会では人数も多く、またお酒が入ると記憶力も弱まります。
翌日の朝には顔のイメージできない大量の名刺の中の1枚にあなたの名刺も含まれてしまいます。

それが本当にもったいないと思うんです。
やはり顔の分かる人の方が連絡や仕事依頼する心理的なハードルが下がるのは間違いないでしょう。

HPに顔写真を載せてるから、名刺に載せるまでもないと考える人もいるかもしれません。
しかし、名刺に顔写真が載っている場合とわざわざHPまで閲覧にいかないと見られない場合とで、どちらが名刺交換した人の記憶に残りやすいでしょうか?
当然、前者でしょう。

フリーランスや中小企業の信頼対象は経営者の存在そのもの

なぜ、私がこんなにも顔写真にこだわっているか疑問に思われる方もいるかもしてません。

それは、フリーランスや個人事業、中小企業の信頼対象が経営者の存在そのものだからです。
そして経営者を識別するアイコンが顔写真なんです。

残念ながら、ほとんどの屋号(個人事業の社名のようなもの)や中小企業の会社名には、名前だけで仕事がとれる大企業のようなブランド力(ネームバリュー)はありません。

私が会計士として訪問した大企業では社員の顔写真が載っていることはなく、会社名のロゴが強調された名刺が多かったように思います。いま思えば、大企業の会社名だけで仕事がとれるため、そのような名刺になっていたんだと最近になって腑に落ちました。

話しを戻します。
フリーランスや個人事業、中小企業に仕事を依頼する理由は、ただ1つ、その経営者が能力・人格ともに信頼できる人物だからです。
その経営者を認識するアイコンとして顔写真を名刺に載せることをオススメします!

まとめ

・フリーランスや中小企業の信頼の対象は経営者
・その経営者を認識するアイコンが顔写真
・顔写真を名刺に載せると、仕事につながる可能性が高まる
・仕事が欲しければ、名刺に顔写真を載せるべき!

以上、また明日!

おまけ

【編集後記】

法人顧問のお客様から、新しい会社様をご紹介いただき、顧問契約をいただきました。
これまで経験したことがない業種ですが、顧問開始までの2か月の間にその業界の知識をひととおり学習します!

【ムスコログ】

ここ数日、預かり保育をお休みしていました。
迎えにいくと、まだ遊び足りなかったのか「まだ遊びたかったのに、パパひどい!」とのご発声。
クライアントから急いで迎えに来たのに、こんなオチでした。(-_-;)