Amazonから予約注文をしていた本が届きました。
タイトルは「十人十色のひとり税理士という生き方」。
発刊情報を見て、即、Amazon予約していました。この本に対する期待の表れです。
「ひとり税理士」のコンセプトに興味をもった
「ひとり税理士」というスタンスを始めて知ったのは、「ひとり税理士の仕事術」(画像右)という本でした。
当時は会計事務所の会社員として勤めていてタイトルに惹かれて手に取りました。
税理士業界の王道成功パターンは、人をたくさん雇い、顧客をたくさん抱え、大きな事務所を構えるといったものです。
それとは正反対の「ひとり税理士」。。。
そのコンセプトは従業員を雇わず、代表税理士本人が100%お客様対応する。
お客様が税理士を選ぶように、税理士もお客様を選ぶというもの。
私はこの新しいコンセプトにたいへん興味を持ちました。
税理士選びには信頼と相性が重要
王道の成功パターンを貫くと、お客様が増え続け、いつかはキャパシティーを超え代表税理士が直接対応できなくなるときがやってきます。
そんなとき、この成功パターンでは、従業員を雇い、その従業員にお客様対応を任せざるを得なくなります。
税理士は、お客様のビジネスや私生活に関するディープな情報(特に財産・年収などお金関係)に触れる機会が非常に多い職業です。
そのため私は、「他の人ではダメで、あなただから仕事をお願いしたい!」とおっしゃっていただけるような緊密な関係をもって、税理士の仕事をしたいと考えています。
つまりお互いの信頼関係のうえに税理士の仕事を引き受けることを望んでいます。
それなのに、自分で仕事をバンバン増やして、キャパシティーを超えたから、従業員を雇って、後はその人に任せますというのでは信頼関係を維持するのは難しいでしょう。
事実、税理士顧問契約解除の理由の多くは、代表税理士とお客様のコミュニケーション不足による信頼関係の破たんです。
このコミュニケーション不足は、ひとり税理士にはあり得ません。
なぜなら、代表税理士がお客様対応を100%行うからです。
ただし、コミュニケーションの結果、お互い相性が合わないから解約ということはありえます。
無期限の税理士顧問契約は、税理士とお客様の信頼関係と相性がほんととても重要です。
税理士顧問は、簡単にいうとお客様のサイフの中身を見るのとほとんど同じです。
口が軽くて信頼できない、なんだか相性が合わない人に、継続的に自分のサイフの中身見せるのは嫌ですよね。(私は嫌です。)
「十人十色のひとり税理士という生き方」は体験記
「ひとり税理士」というコンセプトは同じでも、当然、実行する人の能力や興味ある分野によって個性がでてきます。
また成功(安定)までのパターンも人によって様々です。
この本には(画面左)そういった先輩たちのケースが10パターンも収録されています。
10人分の経験を2000円強で知ることができるため、とてもコスパがいいと思います。
人を雇わずビジネスをするという点で、税理士に限らず、フリーランスで個人事業をされている方にも有用な情報となるでしょう。
まだ冒頭までしか読んでいませんが、明日からの土日で一気読みしたいと思います。
以上、また明日!
おまけ
【編集後記】
午前は監査アルバイトで、ある会社の棚卸立会に参加。
午後は自宅でルーチン業務。今日は月初なので、前月末のキャッシュ残高を確認。
【ムスコログ】
久しぶりに、母に絵本「おしり探偵」を読んでもらっていました。
ゲームもおもしろいけど、まだまだ絵本の読み聞かせも好きなようです。