独立して初めての閑散期。仕事量も減るけど収入も減る。この時期の新たな収入を考えてみる。【294】

昨日から7月がスタートしましたね。会計業界は一般的に6月から閑散期です。
今シーズンの閑散期に入って1か月が経ちました。
私は昨年末に独立して、はじめての閑散期です。

会計業界の繁忙期

日本の会社の多くは3月末決算を採用しており、その税務申告が2か月後の5月末に終わり、オフシーズンに入ります。

私は、よく会計業界以外の人に、会計士や税理士は、寒い時期に集中的に働き、暑い時期に集中的に遊ぶ職業だとお伝えしています。

しかし、閑散期に入り、フリーな時間が増えるは嬉しいんですが、仕事量の減少にともなって収入も一緒に減少します。

独立したのが繁忙期の12月末だったため、収入面での不安は一時的にはありませんでした。
繁忙期には年末調整、法定調書の提出、個人の確定申告、法人決算など、税理士業務が目白押しなので、毎月の収入が支出を大きく下回ることがありませんでした。

閑散期のキャッシュフロー

これに対して、閑散期は仕事量が減っているため、決算料などのまとまった報酬が少なくなります。

その結果、収入が支出を大きく下回る月が、連続するようになります。

これは、あらかじめシュミレーションでも考慮していたんですが、実際にその段階に入ると、やはりお金のことが気になりますね。

お金のことを経理によりクリアにして、少しでも不安を緩和しようとしています。
現在の状態やどこがダメなのかという原因が分からないことが1番不安ですからね。

会計業界に限らず、収入が季節的に大きく変動する業界があると思います。
むしろ、1月から12月まで毎月ほぼ変動がないという業界の方がめずらしいんじゃないでしょうか?

そんな業界特有の季節的変動をクリアにして、過度に不安にとらわれなくするには、経理をしっかり行うことをオススメします。

閑散期の新しい収入を考える

これまでの税理士業務の慣習では、6月から10月は閑散期(5か月間)、11月~翌年5月(7か月間)までは繁忙期というサイクルは変わらないでしょう。

私は、この閑散期(5か月間)に、税理士業務とは別の収入の柱を立てよう!と企画しています。

具体的には気軽に参加できるセミナー企画しています。
セミナーの内容は、フリーランスや個人事業主、中小企業向けに、経理や税務や会計に関することをお話したいと考えています。

税理士だからといって、税務顧問や確定申告業務に固執する必要はないと考えています。
これらのサービスは報酬が高いため、小規模ビジネスオーナーには敬遠されています。
税務や経理の専門知識がある税理士を身近に感じてもらうため、数千円の安価なセミナーを開催してみたいと考えています。

以上です。また明日!

おまけ

【編集後記】

毎月恒例の月末の現金預金残高確定を行いました。
閑散期に入って1か月、やはり決算料などがない分、これまでの月では無いくらい現金預金が減少していました。
おそるべし。。。(-_-;)

【ムスコログ】

昨日の朝、おでこに大きなタンコブをつくり、医師に安静にして様子見といわれたため、幼稚園をお休みしました。
休ませてみたものの、普段通り、自宅で元気に遊び回っていました。まあ、大したことがなくて良かったと思うべきでしょうね。!(^^)!