フリーランスとして独立してから、経営者とサラリーマンの違いについてよく考えるようになりました。
経営者は狩猟民族
経営者は狩猟民族的な要素が強いと考えています。
それは、仕事を自分で獲得する能力が必要となるからです。
狩猟民族は獲物を求めて広い範囲を移動します。
それと同じように経営者は仕事を求めて色々な場所に出かけて行きます。
自分で仕事を獲得するため、経営者は動きます。
また、投資した時間や労力やお金に対するリターン(報酬)が必ずしも保証されていない点も似ています。
狩猟民族は何日も狩りに出かけ、広い範囲を移動したとしても、運が悪ければ獲物を1匹も捕まえることができません。
経営者も同じように、仕事を求めて、営業活動をしても、必ずしも仕事の受注がとれるとは限りません。
これらは投資した時間や労力やお金に対するリターン(報酬)が保証されていない例です。
サラリーマンは農耕民族
対して、サラリーマンは農耕民族的な要素が強いと考えています。
営業以外のサラリーマンは、自分で仕事を獲得する能力が必要とされません。
会社から与えられた仕事を、効率良く正確にこなせば、毎月の給与支給日に、毎月定額の給料(報酬)を得ることができます。
しっかり農作業を行えば、収穫期にはある程度決まった農作物(報酬)が得られる点が似ています。
サラリーマンは時間を投資すれば(勤務時間中に勤務すれば)、それに見合ったリターン(報酬)が保証されています。(よほどのブラック企業でないかぎり)
スタンダードな税理士は狩猟と農耕のハイブリッド
では私の属する税理士はどうか?
スタンダードな税理士は、税務顧問をメインに経営しています。
税務顧問とは、毎月会社を訪問して経理の状況を確認し(記帳代行を含むこともあります)、その都度、税務相談を受け、申告月には税務申告書を代理作成するという関与のやり方です。
この関与の仕方では、毎月の顧問料として年に12回の収お入をいただき、申告月には決算料として顧問料の6か月分の収入をいただきます。
そのため、税理士業は顧問契約がとれれば、毎月と申告月の決算料という定期的な報酬が得られるという性質があります。
したがって、顧問契約をとる行為が狩猟に似ていて、それ以降の毎月顧問業務と年に1回の決算業務については農耕に似ています。
そのため、税務顧問契約メインの税理士業は、狩猟と農耕のハイブリット(混合)だと考えています。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
簿記講座のスケジュール管理表の作成。
【編集後記】
午前中は小児科へ診察&ス-パーで買い物、お昼すぎから一緒にお昼寝、夕方は一緒にお風呂と、1日中いっしょに息子と過ごしました。
父親の鏡です。(自分でいう)
【ムスコログ】
かかりつけ小児科診察の帰りに、近所のスーパーで仮面ライダーの食玩シリーズの変身グッズを買いました。
寝るときにお気に入りのおもちゃやカードを枕元におくのが子供らしいです。
いつまで変身グッズを買ってというのやら(笑)
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