↑ 個性的という意味のチョイス(八文字や嶋店にあらわれたお尻探偵)
独立開業をすると、それまでに経験することができなかった仕事の依頼が舞い込んでくることがあります。
いろんな変わり種の仕事も入ってきます。
税理士ならだれでもいいよ
お客さまに面と向かって言われたことはありませんし、これからも言われることはないと思いますが、税理士ならだれでもいいよと考えていらっしゃる経営者さんは少なからず存在するでしょう。
そういったお客さま(経営者)が、税理士に求めていることは何でしょうか?
答えは、最も税理士報酬が安い(最も低い報酬)ことです。
税理士顧問のサービスは、担当する税理士の考えやどこまで税理士に依頼するのか(記帳まで依頼するのかどうか?)によってそのサービス内容が大きく異なります。
したがって単純に顧問報酬が最低額だからといって、それに飛び付いて、結果的に望んだサービスの内容や質が得られないという失敗の可能性もあります。
そもそも私は、税理士なら誰でもいいよ、という仕事には固執しないようにしています。
というのも、そのような仕事は、依頼者に林税理士でなければならない!という強い信頼がありません。
そのため、その仕事を私よりも安価に受注するA税理士が現れた場合、報酬の高い林税理士でなくてもいいや、報酬の安いA税理士に任せよう!となってしまいます。
こんな仕事にいつまでも固執していたら、ほんとに安売り合戦になり、究極的には最も資金が多い、どこぞの税理士法人1法人だけが過酷な安売り合戦を勝ち抜き、他の税理士は全滅となってしまうでしょう。
私はその流れにだけは乗りたくないと思っています。
あなただからお願いしたい
税理士ならだれでもいいよ、という仕事に固執している、もしくはそれしか収入源がない場合、間違いなく価格競争に巻き込まれるでしょう。
仕事を依頼する側にとってみれば、受けることができるサービスが同じと考えれば、その対価としての税理士報酬が安ければ安いにこしたことはないからです。
そこで私は、あなただからお願いしたい!という仕事に取り組むようにしています。
あなただからお願いしたい!と言われるということは、依頼者から私に強い信頼あるということに他なりません。
信頼がない人に、そんなこという人は通常考えられないでしょう。
あなただからお願いしたいという仕事を優先的にお引き受けするようにしています。
しかもそれについては損得をあまり考えないようにしています。
私個人の能力を生かしたい
私が監査法人を退職した理由の1つに、大手の監査法人の会計士であれば誰でもよい、というお客様の心が透けて見えたということがあります。
お客さま(一般に大企業と呼ばれる会社)にとっては、林個人の個性なんてどうでもいいんです。
単に期限までに、大手監査法人の適正意見の監査報告書がほしいだけなんです。
当時より経験を積んだ今になって思えば、お客さまの立場で考えればそれは当然でしょう。
しかし、当時まだまだ青かった私は、自分の能力や個性を重視してもらえないこの監査業務は、自分に向いていないと早々に見切りをつけてしまったんです。
今思えば当時から私の個人の能力を生かして、自分にしかできない仕事をしたいと考えていたんだと思います。
まとめると、私は「税理士ならだれでもいいよ」には固執しないで、多少報酬が安かったとしても「林だからお任せする」という仕事を積極的に受注するようにしています。ながながと書いてきましたが私の仕事観のお話しでした。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
簿記検定試験のセミナーで1つ笑いをとった!(受講生にウケました!)
【編集後記】
来週で依頼を受けていたセミナー講師が一段落つきます。(簿記検定、年末調整)
次は自主開催ゼミナーを年内に企画・実行したいと企んでいます。ネタを作成中。
【ムスコログ】
朝の幼稚園バスを待つ時間に、だっこします。
だっこされるのは好きなんですが、幼稚園バスの友達に見られると恥ずかしいから、「バス来たら降ろしてね。」と言われます。
精神的な成長を感じますね。
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