適正な利益を得ることを考えない高品質かつ低価格はビジネスとして長続きしない。【411】

ビジネスとして仕事をしたら適正な利益を得るべきだと考えています。

趣味やボランティアではなく、ビジネスとして長く続けるには適正な利益は必須だ!と考えているからです。

極端に安くて高品質は・・

極端に値段や報酬が安くて、高品質な製品商品・高品質なサービスが日本には存在します。

日本人の独特の価値観なんでしょうけど、自分が損をしても高品質かつ低価格なものをお客様に届けることを良しとする雰囲気がありますよね。

たとえばヤ〇トさんや佐〇さんに代表される宅急便の日本的過剰サービス。
あの料金で、あんな高品質サービス(時間帯指定とか1日に何度も配達に出向く)を続けていると現場が疲弊します。

安価に過剰なサービスを続けていると、たいてい現場にそのしわ寄せがやって来ます。

高品質に高価格は当たりまえ

日本人はこの安価で高品質なサービスに慣れすぎてしまっています。

そもそも高品質なサービスには高価格が当たりまえだと私は考えます。

高品質なものを提供する場合、研究開発費用が莫大にかかったり、多額の設備投資や人件費が必要になるため、そのコストを吸収できるような高価格をつけなければ長期的ビジネスとして成り立つことは難しいでしょう。

適正な利益は必ず確保すべき

極端に安い料金で、高品質なものを短期的に提供することは可能です。

しかし、あくまで短期的に限るべきでしょう。

長期的にこれをやってしまうと、現場の担当者が安い給与で長時間働かされ、従業員の定着率が悪くなってしまいます。
これは極端に安い料金で提供しているため、従業員の仕事に見合わない安い給料しか払えなくなってしまうからです。

それでも、なんの対処もしなければ、ビジネスを継続できないほどに人離れが起きてしまいます。

このような事態を避けるためにも、仕事の質に見合った適正な利益を確保する必要があります。
適正な利益を確保できる高価格を維持して、従業員の仕事に見合う給料を払うべきだと考えています。

以上です。また明日!

おまけ

【本日の成長】
子どもに目薬を投薬することの難しさを学習。

【編集後記】
11月申告に向けて、仕事部屋にこもって作業。
ひさしぶりに座りっぱなしで肩が凝りました。。

【ムスコログ】
目薬をとても嫌がります。
自分も子供のときは嫌がっていたのかなと考えこんでしまいました。

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