思うように成果がでない。そんなとき努力量とベクトルを確認することをオススメ。【310】

自分では正しい方法で、並々ならぬ努力をしているつもりでも、成果(結果)が得られないことがあります。

そんな状況を打開するためのアドバイスです。

努力量の確認

自分は、
こんなに苦労している、
こんなに時間をつぎ込んでいる、
こんなに投資をしている、
でも思うように成果がついてこない!と考えてしまうことがあります。

そんなとき、まず自分の努力の量を、相対的に評価してみましょう。

自分では人に負けないくらい膨大な時間を費やして、
必死に努力しているつもりでも、客観的に他の人と比較すると、
飛びぬけてた努力をしているわけではないことがあります。

どうしても主観が入ってしまうため、自分は他人よりもものすごい努力をしたつもりになってしまいがちです。
要するに、自分の努力を過大評価しがちです。

しかし客観的に努力の量を比較した場合、他人にくらべると努力量が同じが少ないこともありえます。
自分の努力量が他人に負けていないかを客観的に知る必要があります。

ベクトル(方向性)の確認

努力量の次に確認したいのは、努力のベクトル(方向性)が正しいことです。

人は一生懸命努力をしているうちに、ベクトルへの意識が薄れ、ただ努力することがけに意識が集中してしまうことがあります。

私も受験中に、ベクトルを誤り、受験にはほとんど関係のない難問に固執したこと苦い経験があります。

それが身体的に精神的に苦痛であればあるほど、ストイックな自分に酔ってしまい、効率など関係なく、苦行をすること目的となった行動をとってしまいがちです。

受験生を例にあげれば、1日12時間以上勉強したとか豪語する受験生もいますが、その12時間のあいだ、常に集中して勉強できていたのかは疑問です。(私は8時間が限界でした、12時間集中できたならそれは驚異的ことですが)
ただ椅子に座っていた時間が12時間では意味がなく、むしろ非効率でしょう。

もっと身近な例を挙げるなら、真夏の炎天下のランナー。
ランニングによって身体を鍛えるということが目的であれば、なにもわざわざ炎天下で走る必要はありません。
むしろ、熱中症などの危険があり、身体を鍛える目的からみると非効率です。
健康のためにランニングをしているのに、熱中症で不健康になっては元も子もありません。
それなのに、炎天下を走るランナーは、あえて苦行することで、より体が鍛えられると錯覚しているんだと思います。(聞いたことはないですが。)

努力の量とベクトル(方向性)が同時に必要

どんなことでも、目的を達成するには、努力の量とベクトル(方向性)が同時に必要だと考えています。

どんなにベクトルがドンピシャで最短距離を見つけられたとしても、努力量が足りなければ、目的は達成できません。
大阪発東京行きの新幹線に乗ったとしても、東京までの燃料(努力量)がなければ、名古屋で止まってしまい、東京(目的)にたどり着けません。

どんなに努力量が豊富にあったとしても、ベクトルが真逆であれば、目的は達成できません。
東京までの燃料(努力量)が十分にあったとしても、大阪発博多行きの新幹線に乗ってしまうと、東京(目的)にたどり着けません。

このように、ある目的を達成するには、努力量とベクトル(方向性)が同時に必要になると考えています。

以上です。また明日!

おまけ

【本日の成長】

家事と仕事(ライスワーク)を同日に効率よく達成

【編集後記】

久しぶりにまとまった時間でデータ入力をしました。
入力をためると、おっくうになってまた入力がたまるという悪循環が起こります。
できるだけこまめに入力しようと反省。

【ムスコログ】

幼稚園の帰りの車で寝落ち。
そのまま朝まで通しで、眠り続けますね、これは。

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