長年、安定して儲かっている商品やサービスには必ずファンがついています。
ファンは、お気に入りの商品・サービスをそこからでしか買うことができないため、値段にかかわらず買い続けます。
根強いファンがいる商品の具体例
「マネできない看板メニュー」といっても、抽象的でピンとこないと思います。
私の考える、「マネできない看板メニュー」の具体例はこんなところです。
・ココイチのカレールー
・カルビーのポテトチップス技術
・ケンタッキーのフライドチキン技術
これらの商品には、根強いファンがいます。(私もそのうちの1人です。。)
ココイチで提供される、何度食べても食べ飽きないあのカレールーは、ココイチでしか食べることができません。(会計士受験時代に水道橋で何杯食べたことか・・)
カルビーのあのパリパリ食感のポテトチップスはカルビーから買うしかありません。(コーラとの組み合わせベストマッチです・・カラダに悪いのは分かりますがやめられません・・)
ケンタッキーの、家庭でつくる唐揚げではだせない、あのスパイスのきいたチキンはケンタッキーでしか食べることができません。(カリカリの表面がすばらしい・・・)
すべての商品が、他の同業者からは買うことができず、そこからしか買うことができません。
そのため、1度ファンにしてしまえば、ファンである間はずーっとその会社に売上がうまれます。
看板メニューありますか?
このように、売上を安定化させ、利益を生みだしつづける、いわゆる看板メニュー(商品)を作ることをオススメします。
ここで終わると、そんなことは分かってる!問題はどう作るかだよ!と指摘をうけそうです。(笑)
そこで儲かる看板メニューになる商品・サービスの特徴について。(ヒントです。)
簡単にマネできない
類似品とは明確に差別化された味、食感、におい、デザイン、パッケージなどを消費者に認識させることが必要です。
他の類似品とは別物なんだということを、消費者に認識させなければ、そこでしか食べられない・買えないということを意識付けできないからです。
そしてこの類似品と差別化された部分(味、食感など)は、簡単に同業者がマネできないものにしなければなりません。
せっかく他とは違うと消費者に思わせることができても、差別化された部分を簡単にマネされては、その他大勢の商品に埋没してしまうからです。
商品にバリエーションをつけられる
さらに、そのコアになる技術をもとに、商品やサービスにバリエーションをつけられると最高です。
元となる独自の技術はそのままに、少し手を加えれば、別の商品を生み出すことができると、消費者の飽きをおさえ、さらに売上を伸ばすことができるようになります。
例をあげると、ケンタッキーのフライドチキン技術はそのままに、オリジナルチキン以外の別のフライドチキン(レッドホットチキンなど)を商品化し、オリジナルチキンに飽きた消費者を取り込むことができるようになります。
その結果、売上も増加するでしょう。
このような看板メニュー、当然、一朝一夕にできあがるものではありません。
豆知識ですが、ココイチのカレールーは、何度も試作研究を重ねて、やっと完成したものだそうです。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
ソフトバンク光と楽天ひかりの料金やサービス内容を比較検討
【編集後記】
不動産取引で発生する費用で、取得原価に含めて減価償却しなければならないもの、その事業年度の経費にしてよいものの区分を調べました。
不動産取引では、こまごました経費が生じるので、集計に手間取りました。
【ムスコログ】
連日の幼稚園プールに疲れたのか、登園はするけど、プールには入らない!と主張。
入らない園児が遊ぶ部屋に行くと、たくさんプール休みの園児がいたようです。
そこで楽しく遊んで満足して帰ってきました。(^^)
【サービスメニュー】