ふと気づくと仕事のことを考えています。
リビングでリラックスしようとしているときですら考えてしまいます。
税務のことはもちろん、自分の事業をどう展開していくのかという経営のことも考えます。
開業から直後は不安定だから経営について考える
とくに私が開業初年度ゆえに、経営について、いろんなことを考えてしまうのかもしれません。
当面は、どうやってお客様を増やしていくのか?について頭を悩ませていますね。
独立当初から、入ってくるお金と出ていくお金がイーブンで、とりあえず食べていく保証がある人はほとんど居ないでしょう。
たいていは、出ていくお金のほうが大きくて、毎月預金残高が減少していくパターンだと思います。
この不安を経験することは、経営者の気持ちを本当に理解するうえで役立つと思います。
毎月、現金預金が減少すると、事業の継続が不可能になるまでのカウントダウンのように感じます。
税理士ゆえに税務リスクについて考える
税理士特有の悩みですが、税務リスクについて考えるようになりました。
これまでサラリーマン税理士だったため、どこか税務リスクを他人ごとのように感じていました。
サインしない税理士に、税務リスクを本気で考えろ!というほうが難しいかもしれません。
やはり、サインする立場になり、ミスすれば自分の懐が痛むという制約がなければ、しょせん税務リスクは対岸の火事のようなものですね。
税務リスクを低く抑えるために、他の同業者がどういう対策をしているのかを、調べたり、ヒアリングしたりしています。
が、結局のところ、最後はサインをする自分の判断で答えを出す必要があるため、ひたすら自己研鑽するしかないと考えています。
経営者は仕事場を離れても仕事から解放されない
私がサラリーマンのとき、会社にいる間は、仕事に頭を使い、身体を使っていました。
しかし、定時になり、会社を出れば、そこからは仕事について考えることはほとんどありませんでした。
土日祝は会計事務所も定休日のため、仕事のことは10%も頭の中になかったですね。(-_-;)
仕事より、プライベートの時間をどう有意義に楽しく過ごすか、ということばかり考えていましたね。
当時は始業時間から終業時間までの間だけ、仕事のことを考えていればOKでした。(たまにプライベートのことも考えてましたけど)
ところが、独立して個人事業主になると、四六時中、仕事のことを考えています。
そのため、経営者はずっと仕事から解放されないといえるかもしれません。
リスクをとって起業し、四六時中、仕事から解放されない経営者。
事業に成功した経営者が一般のサラリーマンよりはるかに高額な報酬を得るのは当然(正当な対価)だと考えるようになりました。
以上です。また明日!
おまけ
【本日の成長】
税務通信データベースをトライアル使用。
【編集後記】
近所の大学の学園際に行ってきました。
若い学生さん達を見て、あんな時代もあったなと。
【ムスコログ】
2,3日前から咳が止まりません。念のため明日は休日診療所で診てもらうことにします。
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